VR業界の動向に日本一詳しいと自負するエヴァンジェリスト「VRおじさん」が、今週のVR界の出来事をお知らせします!
どもども! VRおじさんことPANORAの広田です。
今週の話題といえば、VRでもヘッドマウントディスプレーでもありませんが、ARゲームの「ポケモンGO」関連がスゴかったですね。位置情報ゲームは、同じ開発元のナイアンテックが手がける「Ingress」でかなり広まったのかと思いきや、そこに親しみがあるキャラクターと世界観をかぶせることで、さらに多くの人に新しい価値を届けられたことになります。先週語ったように、VR業界でも同じ現象が起こってほしいところです。
というわけで今週ピックアップしたのは、7月23日によりめでたく予約が再開されることとなった、PlayStation 4向けVRシステム「PlayStation VR」(PS VR)。ライバルと比べた違いをまとめていきましょう。
コンテンツや設定しやすさなど、5つの特徴
「VR元年」と呼ばれる2016年は、米Osulus VRの「Oculus Rift」、台湾HTCと米Valveが共同開発した「HTC Vive」、そしてソニー・インタラクティブエンタテインメントのPS VRの「御三家」が登場する年です。前者2つはすでに市場に出回っており、PS VRのみ後出しで10月13日に発売を迎えます。
いずれもVR向けヘッドマウントディスプレー(HMD)なので、かぶると360度映像の中に入ったような感覚を覚えます。外部センサーを利用してユーザーの位置を追跡してくれる点や、モーションコントローラーを用意して自分の手でCGに何かのアクションを取れるという点も共通しています。そうした基本の話をのぞいて、下記の5点あたりがPS VR「ならでは」な特徴と言えるでしょう。
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