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直接聞くのが早い!相談に乗ってもらえる「TimeTicket」を体験してみた

2016年07月13日 06時30分更新

 自分でブログシステムを構築し、ウェブサイトやブログをイチから立ち上げたい。とは言え、やったことがないので、細かい部分でいちいちつまずく。誰か詳しい人、短時間でいいので教えてくれないかな~といったニーズに応えてくれそうなのが、「TimeTicket」。何かに詳しい人の時間を売買できるシェアリングエコノミーサービスだ。

Googleで調べてもわからないことは詳しい人に聞いてみるのが早い!

TimeTicket(タイムチケット)
プラットホーム ウェブ 企業名 株式会社レレレ
代表 山本大策 設立 2012年5月
取引形態 CtoC 利用料金 依頼料金1000円~

ブログシステムの「WordPress」に詳しい人と話したい

 特定の分野の専門家と1時間でいいから話したい、というニーズはよくあるのではないだろうか。

 個人や会社、グループのウェブサイトもしくはブログを作る場合、気軽なものなら無料サービスが多数公開されているが、本気で運用するなら、イチから作成する必要がある。最近は「WordPress」というオープンソフトのブログシステムが人気で、ブログはもちろん立派な企業サイトまで作成できる。無料ということで、筆者も早速飛びついたのだが、なかなかまともなウェブサイトに仕上げることができない。

 あまりにも細かい部分でつまずきまくってしまうため、作業が進まないのだ。最後には面倒になって開発会社に見積もりを投げるが、予算10万円と言うと鼻で笑われておしまい。こちらとしては、WordPressのインストールやコンテンツの入力は全部でやるので、細かい部分のカスタマイズ方法を直接教えてほしいだけ。しかし、もちろん先方も仕事なのでこれは仕方ない。

 個人的な感触では、詳しい人に聞けば30分で終わってしまう作業だと思う。そこで、そんなマッチングサービスはないだろうか、と探し始めた。「ビザスク」(「第2回 スポットコンサルのマッチングサービス『ビザスク』を体験してみた」を参照)はコンサルなのでちょっと違う。「ココナラ」(「第8回 得意なことをやり取りできるマーケット「ココナラ」を体験してみた」)を参照)はリアルで会うことを前提としていないので無理。そうなると、「エニタイムズ」(「第4回 個人サービスを売買できるシェアリングサービス『エニタイムズ』を体験してみた」を参照)がぴったりに思えるが、あまりデジタル系の仕事はないよう。試しに「Wordpress」で検索したらヒットゼロ。

 そうしているうちに見つけたのが「Time Ticket」だ。得意なジャンルについての知識やスキルを時間単位で売買できるサービスだ。利用料は無料。依頼料金から、手数料が発生する仕組み。「Wordpress」で検索したら60チケットも見つかった。これは期待できそう

スキルや知識のシェアリングサービス「Time Ticket」

「Wordpress」で検索すると60人のユーザーがサービスを登録していた

メッセージで事前のやり取りを行う

 検索結果から、誰に頼もうかと眺めてみる。聞きたいことが一つではないので、全般的に大丈夫そうな人を探すと何人も見つかった。その上で、都内で会える人、かつ購入履歴が少しでもある人をチェック。その中で価格が安かった小嶋大貴さんにお願いしてみることに。偶然だが、WordPressでメディア運営もしているとのことで、本記事への顔出し交渉もスムーズに進みそう。

 まずはメッセージを送り、日時と場所をすりあわせる。その後、チケットを申し込んだ。その際、きちんとコミュニケーションし、何を求めているかを伝えておいた方がいい。例えば、WordPressテーマの選定からインストール、カスタマイズまで30分で行ってもらいたいと考えても、無理なものは無理。現場でトラブルを起こさないように事前に希望はきっちり伝えておこう。

チケットを公開しているホストの情報をチェック

よさそうな登録を発見したので「メッセージ」をクリック

「メッセージ」でやり取りし、大丈夫なようなら「チケットの購入手続きへ」をクリックする

申し込みを行う

申し込みが承認されたというメールが届いた

サイトにアクセスすると、「仮支払」というタスクが登録されている

 申し込みイコール購入ではない。先方が承認しないと取引が成立しないためだ。もちろん、先方には断る権利がある。OKが出ると、クレジットカード情報を登録し、仮払いを行う。仮払いとは、当日ホストと会えなかった場合などはキャンセルできるようにする仕組み。ホストには出会った24時間後に支払われるようになっている。

「仮支払手続きへ」をクリックして支払いに進む。この状態でホストとゲストが会うことは禁止されている

クレジットカード情報を入力する

文面をよく確認し、「送信」をタップする。初期設定のままだと「場所の指定は?」といったテンプレート内容が含まれていたりするので注意

仮支払が完了!

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