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直接聞くのが早い!相談に乗ってもらえる「TimeTicket」を体験してみた

2016年07月13日 06時30分更新

いよいよ当日! 矢継ぎ早の質問にノータイムで回答してもらう

 さて、当日。待ち合わせ場所には早く着いたのでPCをセットアップしたりしていると時間が来たのだが、まだ見えない。あれ?と思い慌ててアプリを確認すると、3分前にメッセージが来ており、店の前にいるとのこと。別のサービスでもあった問題だが、やはりメッセージで携帯電話番号などを伝えておいた方がよかったかもしれない。

 1時間と時間が区切られているので、早速質問開始。Googleではさくっと調べられない細かい疑問を次々と解消していく。実際にWordPressを使って、どこでどうやって設定するのかも見せてもらった。さすが、チケットを販売するだけあって、経験が豊富。

 テーマについて相談したときは、Googleで「WordPress テーマ」で検索するように言われた。検索してみると、なんと上から5番目に小嶋さんが運営するサイトの記事が登場。それどころか、以前見た記憶がある。偶然とは言え、小嶋さんに依頼してよかった笑

 細かい質問ばかりとはいえたくさんあったので、あっという間に1時間が経過。あまり、記事に関するインタビューはできなかったが、WordPressの疑問解消というミッションは見事クリアした。

 別れた後、運営からメールが来てホストである小嶋さんをレビューするように言われた。評価が「いいね!」と「よくない」の2段階のみというのは潔いが、できれば3~5段階評価にしてほしいところ。

約束の1時間前にリマインダーが届くので安心

小嶋さんと会えたので早速、怒濤の質問を投げかける

終了後、確認のメールが来る

レーティングして完了。

 10万円の見積もりであちこちから断られたタスクが、Time Ticketを使ったら3000円で済んでしまった。目的やホストにもよるかもしれないが、これは非常にコスパがいい。何かIT系の問題でアドバイスや知識が欲しい場合は、ぜひ活用してみよう。

 今回依頼した価格は30分1500円だが、30%が運営の手数料で、10%~が慈善事業への寄付となるので、小嶋さんの手取りは最大でも1時間1890円となる。最低金額だと30分1000円なので、2コマ1時間でも1260円となり、ちょっと専門家としたら収入源としては利用できない。とは言え、人を手助けするのが好きで、小遣い稼ぎをしたいならありかも。もしかしたら、本職の顧客になってくれる可能性もあるかもしれない。

 「Time Ticket」、こじんまりとしたスタートではあるが、今後の展開によってはマネタイズもできそうだし、ユーザーも増えそう。是非期待したいところだ。

筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。

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