生体認証が使いやすい2016夏スマホは?
2016夏スマホではAndroid 6.0を採用する端末が大半ということもあり、生体認証搭載端末がかなり増えた。大半の端末が指紋認証センサーに指を触れると、スマホのスリープとロックを同時に解除してくれる。ただし、端末によってはホームボタンを押してからやや指を置かないと認識しないものもある。
指紋認証センサー搭載スマホを大きく分けると、背面にセンサーを搭載した端末、側面の電源ボタンにセンサーを搭載した端末、ホームボタンにセンサーを搭載した端末の3種類がある。端末を購入する際には、事前に店頭で実端末を手に取って指紋認証センサーに指がかけやすいかチェックしておきたい。
【1位】HUAWEI P9
●ファーウェイ ●実売価格6万4584円前後
指紋認証センサーを端末背面に搭載。左右どちらの手で持っても、人差し指をセンサーに当てるとすぐにロックを解除できる。さらに、指紋認証センサーをカメラのシャッターとして使えるなど、認証以外の操作にも利用可能。指紋認証センサーは指をより正確に認識する3D指紋認証に対応しており、バージョンアップで利用可能になる予定。
【2位】Xperia X Performance
●ソニーモバイル ●実質負担額4万7952円(ドコモ)/5万976円(au)/4万2720円(ソフトバンク)
側面の電源ボタンに指紋認証センサーを搭載した端末。スマホを持って指でボタンを押すと同時にロック解除される。スマホを持ってから人差し指でセンサーに触れたり、ディスプレー下のホームボタンに指を当てるといった操作を必要としないのが便利。前モデルの「Xperia Z5」シリーズではやや認識精度が低かったが、本端末は認識が速いうえ、どの角度から指を当てても指紋を認識できた。
【3位】Blade V7 Lite
●ZTE ●実売価格2万3544円前後
背面に指紋認証センサーを搭載。左右どちらかの手でスマホを持って、人差し指を当てるとロック解除される。センサーの操作で写真のシャッターを切ったり、画面キャプチャーといった操作も可能。指紋認証センサー搭載スマホの中ではもっとも安価で、気軽に購入しやすい点も魅力。
このほか「HUAWEI P9lite」も指紋認証センサーを搭載。3D指紋認証には非対応だが、それ以外は「HUAWEI P9」とほぼ同等で使いやすい。「Robin」は側面の電源キーとセンサーが一体化した端末で認識精度も高速だが、ボタンが細いためか時々認識が失敗することがあった。
「Galaxy S7 edge」とFREETELの「SAMURAI REI」はホームボタンを押してボタンが戻ってきてから指紋を認識するため、ほかのスマホと比べるとロック解除までの待ち時間がほんの一瞬ではあるが長く感じられた。
- ■■生体認証の使い勝手で選ぶ2016年夏スマホベスト3■■
- 【1位】ファーウェイ「HUAWEI P9」
- 【2位】ソニーモバイル「Xperia X Performance」
- 【3位】ZTE「Blade V7 Lite」
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