2016夏スマホの特集第3回目では、第2回に続いてタフネス性能や端末の独自機能、ホームアプリの操作性など日常の使い勝手に優れたベスト3端末を紹介していく。さらに、メイン端末として利用する際にオススメの、最新SIMフリースマホの総合性能もチェックしていく。
各キャリアの2016年夏スマホのスペックは以下のとおり。各端末の概要は特集記事の第1回で網羅しているのでチェックしていただきたい。
■■2016夏スマホのスペック一覧■■
●ドコモ
●au
●ソフトバンク
●SIMフリースマホ
防水防塵は当然! 2016年夏スマホのタフネス度を比較
タフネス系スマホといえば、近年ではauの「TORQUE」シリーズが定番になりつつある。ただし、耐久性能が求められるのはアウトドアだけでなく日常生活やビジネスシーンでも同様。スマホを落として端末が破損したりデータを紛失するのは避けたいところだ。近年では富士通も耐衝撃性能を備えた「arrows」シリーズを投入している。京セラも「TORQUE」だけでなく、タフネス端末「DIGNO」シリーズを展開している。
【1位】TORQUE G02
●京セラ ●実質負担額4万5576円
海水に対しても耐久性能をもつスマホ「TORQUE G02」は、水深1.5mに約30分沈めても端末内部に浸水しない防水性能をもつ。防水はIPX5/8、防塵性能はIP6Xに対応。耐衝撃性能などについては、米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gに京セラ独自の耐久試験を加えた21項目に準拠。100kgの耐荷重やマイナス10度の耐氷結テストなど、かなり過酷な環境も想定したつくりとなっている。
【2位】arrows SV F-03H
●富士通 ●7月上旬発売予定
パッと見はふつうなスマホだが、防水はIPX5/8、防塵はIP6Xに対応。さらに米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gの14項目の試験を実施。耐衝撃だけでなく気温変化などにも強い、日常生活では十分なレベルのタフネス性能を備える。
【3位】DIGNO F
●京セラ ●実質負担額1万800円
防水はIPX5/7、防塵はIP5Xに対応。さらに、米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gにて、高さ1.22mからの合板(ラワン材)に製品を落下する耐衝撃試験を実施している。
タフネス性能で「TORQUE G02」に匹敵する端末はないが、その代償として重量は203グラムとかなり重め。日常生活で耐久性の高いスマホを購入するなら「arrows SV F-03H」または、今回未評価のためランキングには入れていないがSIMフリースマホの「arrows M03」は狙い目だろう。
- ■■タフネス性能で選ぶ2016年夏スマホベスト3■■
- 【1位】京セラ「TORQUE G02」
- 【2位】富士通「arrows SV F-03H」
- 【3位】京セラ「DIGNO F」
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