ディスプレーの発色や見栄えがいちばんいいスマホは?
2016年夏スマホのディスプレー画質だが、今回フルHD解像度を超える解像度のスマホは2機種のみ。また、発色については有機ELを採用した「Galaxy S7 edge」が突出しており、ライバルのハイエンド端末はいずれも有機ELが得意とする緑がかった青などの発色でかなりの差があった。また「Galaxy S7 edge」はディスプレー自体の最大輝度も良好だ。
【1位】Galaxy S7 edge
●サムスン電子 ●実質負担額6万4800円(ドコモ)/5万6376円(au)
5.5型(1440×2560ドット)有機ELを搭載。高解像度に加えて発色や最大の明るさも含めて優れている。
【2位】HTC 10 HTV32
●HTC ●実質負担額4万5576円
5.2型(1440×2560ドット)液晶を搭載。高解像度で発色も悪くない。ただ、最大輝度がやや抑えられている印象だ。
【3位】HUAWEI P9
●ファーウェイ ●実売価格6万4584円前後
5.2型(1080×1920ドット)液晶を搭載。ハイエンドスマホの液晶の発色はほぼ大差ないが、やや緑の発色が良好だった。また画面が大きめで最大輝度も高めだ。
一時期、フルHDを超える解像度のディスプレーを搭載していたモデルが多く登場したが、2016夏スマホはコストや実用性の関係か、フルHD解像度ディスプレー搭載モデル中心に戻りつつある印象がある。今後、フルHDを超える高解像度ディスプレーは、「Gear VR」やグーグルの「Daydream」などでVR映像を高画質に立体視表示するなど、明確な目的を持ったスマホへの搭載が中心になっていくだろう。
- ■■ディスプレー品質で選ぶ2016年夏スマホベスト3■■
- 【1位】サムスン電子「Galaxy S7 edge」
- 【2位】HTC「HTC 10 HTV32」
- 【3位】ファーウェイ「HUAWEI P9」
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