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写真撮影や動画鑑賞に強い端末2016年夏スマホをチョイスする

2016年07月12日 11時00分更新

片手で持てるコンパクト端末が欲しい

 2016夏スマホはハイエンドとエントリーというくくりでさまざまな端末が登場している。しかし、意外とコンパクトさや持ちやすさを重視した端末は少ないのが実情だ。

 近年の傾向として、ハイエンド端末は大型化・大画面化が一段落し、軽さやスリムさ、持ちやすさを重視するようになってきた。一方で、低価格なエントリー端末は差別化のために大きめなディスプレーを搭載する端末が増えたが、持ちやすさやスリムさは重要視しない傾向が強まっている。


【1位】Blade V7 Lite
●ZTE ●実売価格2万3544円前後

 横幅70.2ミリ、厚さ7.9ミリとスリムで135グラムと軽量。丸みを帯びた形状とメタルパネルの採用により、持ちやすさと質感を両立。胸ポケットにも入れやすい。


【2位】HUAWEI P9
●ファーウェイ ●実売価格6万4584円前後

 ハイエンドスマホにもかかわらず、横幅70.9ミリ、厚さ6.95ミリのスリムな形状と144グラムという軽さを実現。側面はダイヤモンドカットと軽い曲面形状で手のひらにしっかりフィットする。


【3位】Galaxy S7 edge
●サムスン電子 ●実質負担額6万4800円(ドコモ)/5万6376円(au)

 5.5型の大画面ディスプレーながら、左右の曲面形状で持ち心地はいい。片手で持った時の重量バランスも非常に良好。

「HUAWEI P9」はハイエンドスマホにも関わらず、スリムかつ軽量で操作性も良好だった

 ZTEはひとつ上のモデルとなる「AXON Mini」もそうだが、ビジネスマンが持っていても違和感のない上質さと、胸ポケットに入れやすいスリムな形状の製品が多い。ファーウェイは3機種のうち、ハイエンドの「HUAWEI P9」がいちばんスリムで軽量だった。スリムさや価格も明確に反映するという意図を感じるラインアップだ。

  • ■■片手で持ちやすい2016年夏スマホベスト3■■
  • 【1位】ZTE「Blade V7 Lite」
  • 【2位】ファーウェイ「HUAWEI P9」
  • 【3位】サムスン電子「Galaxy S7 edge」」

片手での操作性ではZTEのSIMフリー端末「Blade V7 Lite」がトップに

 第2回で検証した項目ではサムスン電子の「Galxy S7 edge」のバランスの良さが際立つ結果となった。特にディスプレー品質はダントツのトップで、保ちやすさ、操作性といった面もレベルが高くスキのなさが目立った。次回はスマホのタフネス性能や生体認証の使い勝手、SIMフリースマホの総合力などに迫っていく。

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