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フジテレビとグリー、VR共同プロジェクトの記者発表会

「F×G VR WORKS」を開催 100人の記者が同時にVRを体験する記者発表会

2016年07月01日 20時12分更新

 株式会社フジテレビジョン(以下「フジテレビ」)とグリー株式会社(以下「グリー」)は、コンテンツ制作・配信・プラットフォーム構築等、VR(ヴァーチャルリアリティ)に関する創出プロジェクト「F×G VR WORKS」によるVR体験記者発表会を、6月30日(木)に開催した。

約100名の来場者が一斉にVRコンテンツを視聴

 「F×G VR WORKS VR体験記者発表会」は、フジテレビおよびグリーのVR共同プロジェクト「F×G VR WORKS」創設発表以降の双方によるVRコンテンツ制作の取り組みや、今後のVR市場における本プロジェクトの展望を紹介する目的で開催された企画だ。

 イベントのオープニングでは、永島優美フジテレビアナウンサーと“疑似デート”を体験できるVRコンテンツ「永島優美アナのヴァーチャルお忍びデート」を、VR関連媒体社ならびに業界関係者ら約100名の来場者がヘッドマウントディスプレイを使って一斉に視聴した。

 今回の記者発表会は、その内容だけでなく、無線制御によるヘッドマウントディスプレイ100台のVRコンテンツ同時視聴体験の提供に取り組んだという点でも新しい試みに挑戦している。

 VRコンテンツを披露した後、三宅正治・永島優美フジテレビアナウンサー進行のもと、スポーツジャーナリスト・前園真聖氏、株式会社AMF代表取締役・椎木里佳氏らが登壇、本記者発表会に向け制作した各種VRコンテンツを実際に体験した。

前園真聖氏(写真右)と椎木里佳氏(写真左)

VRコンテンツを体験する両名

 前園真聖氏は、バレーボールの試合をベースに作成した、VR空間で見るスポーツ観戦の新しい姿とスポーツコンテンツの持つ新たな可能性を体感できる「スポーツ×VR ソーシャルVRシアタールーム」を体験し、「色々なスポーツで楽しめる。臨場感が半端ない!視聴を共有し語ることができます。」とコメント。

スポーツ×VR「ソーシャルVRシアタールーム」

 また椎木里佳氏は、「震災遺構」として保存が決まった宮城県南三陸町の高野会館の5年間を取材し続けてきたフジテレビ記者案内のもと、当時のアーカイブ写真や映像を交えながら、震災の記憶を360°映像で綴る「ジャーナリズム×VR 私はこの場所で被災した」を視聴し、「ビルの高さと津波の高さの比較では、ビルを見上げることによって、よりリアル感が増しました。」と、VRコンテンツの視聴体験ならではの感想を来場者に伝えていた。

ジャーナリズム×VR「私はこの場所で被災した」

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