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VRの聖地!? お台場VR ZONE Project i Canに行ってきた(2)

VR美少女、ロボット、電車……オトコの人ってホントこーゆーのが好きなんですね

2016年07月22日 18時00分更新

【VR特捜最前線 前回までのあらすじ】
 VRを勉強することにした人気美人YouTuberのせきぐちあいみ。
 最先端のVRを体験するため、ちょっとエッチな博士と編集部イトーとともにお台場「VR ZONE Project i Can」で早速VR体験をすることになったのだった。

あいみ 「博士ー、次はなんですか?」

R博士 「ホッホッホ。次は美少女とロボットが登場する血沸き肉踊るVRコンテンツ、アーガイルシフトをやってみるのじゃよ」

イトー 「あいみちゃん、博士がエッチな目で見るから、毛布を借りてきたよ」

あいみ 「ありがとうございます」 

R博士 「・・・(余計なことを)」

あいみ 「この2つのコントローラで操作するんですか?」

R博士 「そうじゃよ。といっても操作はとっても簡単。人差し指でトリガーを引くと攻撃、回避行動はレバーを同じ方向に倒すことで行うんじゃ」

イトー 「親指のボタンは使わないのかな」

R博士 「使わないんじゃよ」

イトー 「なんのために付いてるんですかね・・・」

R博士 「それは聞かないお約束じゃよ。さあ、いってみよう。今回はワシもやるんじゃよ」

イトー 「なんで?」

R博士 「ウヒョー!やはりこの眺めはたまらんのじゃよ」

イトー 「博士、この美少女は一体・・・?」

R博士 「これはAIヒューマノイドのアイネちゃんじゃよ。さすがはバンダイナムコ、きっちり抑えるべき所は抑えてきてるのじゃ」

あいみ 「なんかものすごくエッチな服着てますけど」

イトー 「造形はさすがに綺麗ですねえ」

R博士 「ヘッドマウントディスプレイをつけていると本当にアイネちゃんがそこにいるかのように見えるんじゃ。ウヒヒ」

イトー 「トホホ。俺もやりたかったなぁ」

R博士 「さあ、いよいよ発進じゃよ」

イトー 「博士、発進といいながらアイネちゃんばっかり見てるじゃないですか」

あいみ 「わ、落ちるー!!」

R博士 「椅子も駆動してこれはなかなか・・・お、おお!アイネちゃん!」

イトー 「博士、まじめにプレイしてくださいよ。敵が来てますよ」

R博士 「このゲームの欠点は、アイネちゃんと仲良くしたいのに邪魔な敵が一杯やってきてしまうことなんじゃなー。もっとアイネちゃんと仲良くするだけのコンテンツがあってもいいと思うのじゃが」

イトー 「それ、”サマーレッスン"じゃないですか。というかサマーレッスンの生みの親の原田勝弘氏がこのアーガイルシフトの監修をしているっているって話しですよ」

あいみ 「なるほど!そうだったんですねー」

イトー 「どうだった?あいみちゃん」

あいみ 「いやー、フツーに面白かったです。一番ゲームっぽいゲームでしたね」

R博士 「もう終わってしまった。もっと遊びたいのじゃが・・・」

イトー 「博士、一応取材ですから他のもやってくださいよ」

あいみ 「デートで彼氏が博士みたいにアイネちゃんばっかり見てたら嫉妬しちゃうかも」

R博士 「ヤキモチはアバンチュールにとって最高のスパイスじゃな」

イトー 「次はなんですか?」

R博士 「次はあいみちゃんに"トレインマイスター”で電車の運転業務を体験してもらうのじゃ」

あいみ 「電車ですか」

イトー 「そういえばあいみちゃんって、女性専用車両のインタビューに答えてたんだよね」

あいみ 「そうなんです。そのときは芸能活動とか全くしてなかったんですけど」

R博士 「今回は山手線なので、女性専用車両はないんじゃが、まあ気にすることはないのじゃよ」

あいみ 「私は特にどこでもいいです」

イトー 「おお、これがあの画像の元ネタかあ!」

R博士 「ではさっそくやってみるんじゃよ」

イトー 「電車ってワクワクしますよねー。コンピュータ関係の人は電車好きが多いんですよ」

あいみ 「あ、すごい!窓から顔を出せる!」

R博士 「HTC Viveのヘッドトラッキングは優秀じゃからのう。立ち上がって客席を振り返ったりもできるぞい」

イトー 「これ、鉄道マニアにはたまらないコンテンツじゃないですか」

あいみ 「単なる電車でGo!かと思ったら、ぜんぜん違いますね」

R博士 「これは開発者に相当な”鉄”が居るんじゃろうのう」

あいみ 「東京駅のホームが凄いリアルなんですけど」

イトー 「ちゃんと揺れも再現されてるんですね」

あいみ 「これ楽しいかも!」

R博士 「電車でGoと同じように、スピードコントロールが重要な鍵なのじゃ。理想的な速度曲線と自分の運転を最後に比較できるようになっているんじゃよ」

イトー 「それは地味だけど嬉しい機能ですね。自分の運転技量を確認できるわけですか」

あいみ 「いやー、男の人って本当にこういうの好きですよねえ」

R博士 「オトコノコはいくつになってもオトコノコなのじゃよ」

イトー 「次でそろそろ最後ですが、どうしましょう」

R博士 「次は雪山に行くんじゃよ」

あいみ 「雪山ですか!?」

イトー 「あいみちゃんってスキー得意なんですか?」

あいみ 「ぜんぜんダメですよ」

R博士 「ま、いいからいいから」

あいみ 「うわーーなになに!?高いんですけど!!」

R博士 「このゲームは山をひとつ分まるごとモデリングしたという意欲作じゃ。どこでも滑ることができるのじゃ」

あいみ 「風が吹いてくる!」

イトー 「スピードが上がると風が強くなるんですね。すごいリアリティじゃないですか」

R博士 「スピードが上がり過ぎると曲がりきれなくて崖から落ちてしまうから気をつけるのじゃよ」

あいみ 「わわわっ!!曲がれない!無理です!無理」

R博士 「本物のスキーと同じようにエッヂを効かせてクイッと曲がるのじゃよ。ほれ、もっと腰を入れるのじゃ。こう、もっと、グッと」

イトー 「博士、また目的変わってませんか?」

R博士 「・・・イトーくん、君にはガッカリじゃ」

イトー 「え?」

R博士 「これが真の目的かもしれないと考えられないのかね」

イトー 「・・・あいみちゃんをVR空間に没入させて、外からあられもない姿を眺めることが真の目的なんですか?」

R博士 「・・・賢者は多くを語らないものじゃよ・・・」

イトー 「・・・(オレはなんで平日の昼からこんなことに付き合ってるんだろう)」

あいみ 「博士、落ちる!崖から落ちます!」

R博士 「そこでジャンプ!」

あいみ 「おおおっ! ジャンプできた!気持ちいい!!これは気持ちいい!!」

R博士 「そうじゃろそうじゃろ」

イトー 「おつかれさまでした」

あいみ 「楽しいけど怖かったー。もっと練習しないとダメですね」

R博士 「実のところ、この”スキーロデオ”が最も自由度の高いVRコンテンツなんじゃ。理論上、マップのどこにでも移動できて、移動手段はスキーのエッヂのみ」

イトー 「たしかに。他のコンテンツは、移動に関してある程度制限されていましたね」

あいみ 「そっかー。だから難しかったのか」

R博士 「しかも、みんな気づいてないと思うが、このゲームが凄いのは、これだけ移動してもVR酔いをあんまりしないということなんじゃ。VR酔いが起きる原因のひとつとして、画面が移動しているのに実際にはGがかからないため、画面と体感覚の乖離によって酔いが引き起こされるのじゃが、このスキーロデオは全身運動によって動かすので、脳が錯覚を起こして酔いにくくなっているんじゃな」

あいみ 「わたしめっちゃ酔いましたけど」

R博士 「それは動きが足りないのと、スキー経験が少ないので錯覚が起きにくい体質になってしまってるんじゃな。このあたりの動きの問題は今後VRコンテンツが時間をかけて解決していかなければならない課題じゃな」

イトー 「いやー、堪能しましたね。今度絶対プライベートでも来ますよ」

R博士 「とにかく予約をとるのが大変じゃから、早めに予約するのが吉じゃよ」

あいみ 「あ、プリクラもあるんだ。撮ってみよ」

イトー 「楽しい取材でしたねえ」

R博士 「さて、次回は家庭で楽しめるVRコンテンツを紹介していくぞい」

あいみ 「わー、楽しみです!」

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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