週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「松屋監修 夏野菜入りトマトカレー味ラーメン」

松屋「トマトカレー」カップめんに 再現度は高い(のだが……)

2016年06月29日 17時00分更新

 エースコックが6月27日から全国で発売している「松屋監修 夏野菜入りトマトカレー味ラーメン」を食べます。実売価格は238円前後です。

 牛丼チェーン・松屋監修のもと、2009年から2015年まで夏の期間限定メニューとして松屋で発売された「トマトカレー」の味わいを再現したというカップめん。406kcal。内容量は96g(めん70g)。

 鶏肉、トマト、にんにくなどを利かせ、複数種のカレースパイスミックスを加えた、トマトカレー味のスープが特長。具材は、なす、たまねぎ、味付鶏肉そぼろ、インゲン、唐辛子。天然由来原料の使用を推進する松屋のこだわりを再現するため、人工甘味料は使用していないそうです。

パッケージはかなり松屋です

人工甘味料は使用していないとのこと

できあがりはこんな感じ

 肝心の味です。匂いはかなり松屋のそれに近いです。トマトとガーリックの香りが効いています。スープをすすると、「確かにこんな味だったような」と感じるほどには似ています。

 ただ、問題は、ライスではなく、めんであること。めんが口の中に入った瞬間に、「あ、トマトカレーじゃないわ、カップめんだわ」と思わされます。

 もっとも、味自体はトマトカレー風味ということで、結構、よくできていると評価したい。具材も小さいとはいえ、なす、いんげんなどがスープにマッチしている。

 しかしながら、「松屋のトマトカレーに似ているけどなあ、でもちょっと違うよなあ」という、ちょっとしたモヤモヤが残りました。電車の中で芸能人にそっくりな人を見つけて、びっくりしてまじまじと見つめてみたら、あんまり似てないな……というような気分といえばよいのか。

写りを気にするあまり箸の持ち方がおかしくなる筆者

 カレー味のカップめんのバリエーションとしては、合格点でしょう。どれくらい松屋のトマトカレーに似ているのか、懐かしむ意図で食べてみるのもおもしろいかもしれません。


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事