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子機が不要となってさらに使いやすく

VPN設定済みで出荷するルーター、海外からも国内ウェブサービスが自在に「どこでも日本 VPN」

2016年06月20日 14時14分更新

どこでも日本 VPN

 プラネックスコミュニケーションズは6月20日、世界中どこからでも日本国内と同様にウェブサービスを利用するための装置「どこでも日本 VPN」を発表。6月24日に発売する。

 ウェブサービスの一部では海外からアクセスを制限・遮断するものがあり、こういったサービスを海外から利用するにはVPN(Virtual Private Network)接続の申し込みや登録が必要となる。「どこでも日本 VPN」は、あらかじめVPN設定を行なった状態で出荷されるルーターで、自宅やオフィスに設置し、手持ちのスマホやタブレットに簡単な設定を行なえば、海外からのアクセスでもあたかも日本国内からのアクセスであるかのようにサービスが利用できる製品。

VPN接続のしくみ 

 同社では、親機と子機の1対1暗号化通信を利用する「どこでも日本」を発売しているが、どこでも日本 VPNは子機は不要となった。ルーターとしての仕様は、IEEE 802.3u(100BASE-TX)/IEEE 802.3i(10BASE-T)、WAN×1ポート、LAN×4ポート。本体サイズ約幅167×高さ28×奥行き110mm、重量は約200g。

 実売参考価格は3万2184円(1年分のVPN接続サービス料を含む)。2年目からの接続サービス料金は1万800円/年。

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