ゲーム入門者はまずこのクラスを狙おう
人気PCゲームのほとんどはGTX960クラスの定番GPUとCore i5で快適に動作する。これら中量級ゲームにターゲットを絞った構成にしておけば、どんなゲームでも設定を調整すれば重すぎて遊べないということもなく、後々パーツ交換もしやすい。専用GPUを搭載したゲーミングノートPCも設置スペースの少なさや持ち運びしやすいメリットがある。
極限の生存術を己の身体に叩きこめ
「DARKSOULS Ⅲ」
●アクションRPG ●フロム・ソフトウェア ●7484円（Steam）
国産アクションRPGの中でもコアゲーマーに愛されている「DARK SOULS」シリーズの最新作。本作でも"失敗しながら覚える"ハードコアなつくりは健在。強敵出現ポイントや攻撃のタイミングまで、身体に叩き込もう。滅びゆく終末の枯れた世界はぜひ高画質設定でプレイしたい。
ココが面白い！先人の残したヒントも使え
↑オンライン要素もあり、ほかのプレイヤーが残したメッセージにがいたるところに。この先へ進む際のヒントが記されているかも。
ココが面白い！強敵を倒せるまで修練すべし
↑要所要所で出現する“騎士”は独特の立ち回りを見せる強敵。特に強い“黒騎士”を倒せれば強力な装備が手に入るのだが……。
ココがPOINT！ミドルクラスGPUの出番
このクラスのゲームはGTX960クラスでもフルHD＆高画質設定で快適に動作する。ノートで遊ぶ場合も専用GPUが欲しい負荷で、GTX970Mや980Mといった上位クラスがオススメだ。安価なGTX750TiやGTX950でもプレイしたい場合は、画質は中の下～中程度に抑えておくとよい。
GeForce GTX960/GeForce GTX980M
↑10万円前後のデスクトップPCにも搭載しており、コストパフォーマンスはバツグン！
↑ノート用は交換できないので、できる限り上位を選ぼう。
ミドルクラスの代表格GTX960が鉄板
↑中量級ゲームならばGTX960の価格性能比が良い。安価なGTX750Tiだと画質設定を中～高画質に落とさないとアクション系は難しい。
※検証機の構成は、CPU：Core i5-6600K（3.5GHz、最大3.9GHz）、メモリー：PC17000 DDR4 4GB×2、ストレージ：SSD 256GB、マザーボード：Intel Z170チップセット、電源ユニット：1000W（80PLUS GOLD）、OS：Windows 10 Home（64ビット）。
ミドルクラスPCやゲーミングノートでも快適!
おすすめ中量級タイトル
オンラインの魅力が詰まった王道RPG
「ファイナルファンタジーXIV」
●MMORPG ●スクウェア・エニックス ●PC版 オープン価格（月額1280円～）
大人数で遊べるMMORPGのトップとして君臨し続ける怪物タイトル。2015年6月にリリースされた拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」では、クライアントがついにDirectX 11に対応し、最新GPUの機能をより引き出せるようになった。グラフィック自体はさほど重くないため、ミドルクラスのGPUがあれば最高画質設定で快適に動作する。シビアな戦闘でなければフレームレートはそう高くなくても遊べるため、専用のGPUをもたないモバイルノートでも遊べる幅の広さも魅力のひとつだ。
僚機を操るロボットシューター
「フィギュアヘッズ」
●アクション ●スクウェア・エニックス ●無料（ゲーム内課金あり）
ロボットで5対5のチームを組み相手の陣地を攻略する、対戦型のゲーム。最大の特徴はプレイヤーひとりに対しAIが操作する僚機が2体つくこと。僚機に援護射撃をしてもらったり、僚機に拠点の守備を任せるなど、うまく操作して有利に立ち回ろう。ゲーム内の情報量も多く、グラフィックのつくりこみも緻密にも関わらず、基本無料で遊べるのがうれしい。自機や僚機のパーツ構成で最善のロール（役割）も変わるなど、リアルタイムな戦略要素とアクション要素を同時に楽しみたい人向けのゲームだ。
夜の街の疾走感がたまらない！
「ニード・フォー・スピード スタンダード エディション」
●レーシング ●エレクトロニック・アーツ ●8424円（Origin）
人気シリーズ「Need for Speed」がナンバリングを捨て、最新グラフィックをひっさげて再起動。登場する車やチューンナップパーツ、さらにケン・ブロック氏といったカリスマレーサーたちも実名で登場。グラフィックも最新GPUに合わせて「バトルフィールド3・4」と同じエンジンで再設計されており、車体のボディー表面を流れる明かりや街灯の表現は必見だ。GTX960だと最高画質で余裕で30fps以上キープできる。コンマ1秒を削る戦いには、滑らかさを重視して画質を1段落とすのがベストだ。
強力なCPU内蔵GPU「Intel Iris Graphics」なら設定次第でミドル級ゲームも遊べる
インテル製CPUに内蔵されているGPUといえば「Intel HD Graphics」だが、ゲーム目的なら内蔵GPUの処理能力が高い「Intel Iris Graphics」がオススメ。FF14クラスの中量級ゲームだと解像度や画質さえ落とせば、HD Graphicsの約1.8倍程度のパフォーマンスが出る。
モバイルノートでもゲームできる!
↑Core i7-6650Uに内蔵するIris Grahipcs 540と、Core i7-6500UのHD Graphics 520でも大きな差が。中量級ゲームでもIrisのほうが快適だ。
※Core i7-6500U（2.5GHz）搭載ノートPCのスペックは、液晶ディスプレー：15.6インチ（1920×1080ドット）、メモリー：PC-12800 DDR3L SDRAM 8GB、ストレージ：HDD 1TB（5400回転）、OS：Windows 10 Home（64ビット）。Core i7-6650U（2.2GHz）搭載ノートPCのスペックは、液晶ディスプレー：12.3インチ（2736×1824ドット）、メモリー：8GB、ストレージ：SSD 256GB、OS：Windows 10 Home（64ビット）
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