プラネックスコミュニケーションズは5月18日、クラウド対応のネットワークカメラ「SpotCam-HD-Eva」を5月19日から発売すると発表した。予想実売価格は2万9800円。
独自のクラウドサービスを組み合わせることで、撮影中の映像を複数の人(人数制限なし)が同時に視聴できるのが特徴。視聴可能な人を設定するクローズドの設定はもちろん、インターネット経由で誰でも視聴可能になるパブリックの設定もできる。
クラウドサービスはストレージがセットになっており、映像の録画も可能。1日分の録画は無料だが、それ以上録画したい場合は利用料が必要となる。プランとしては月間と年間の契約があり、月間の場合は3日分(3.95ドル、約432円)と7日分(5.95ドル、約650円)、30日分(19.95ドル、約2200円)が用意されている。
同社は同様の製品としてすでに「SpotCam-HD」「SpotCam-HD-Pro」を製品化しているが、新製品は本体が左右360度、上下70度のパン・チルトが可能なのが新しいポイント。リモートで操作できるが、操作可能なのはオーナーユーザーだけとなる。8倍のデジタルズーム機能も備え、赤外線LED×18によるナイトビュー撮影も行なえる。
また、本体にマイクとスピーカーを内蔵しており、視聴者との会話もできるほか、モーション検知や音声検知機能を搭載し、不審な動きなどが検知された場合、通知をメールやアプリで受信できる。
クラウドに保存された動画は10分単位でローカルに保存することが可能。さらに、タイムラプス動画の生成とローカル保存も可能で、クラウドサーバー側で処理するため、1日分の動画を1分程度でタイムラプス動画にできる。
ライブ・録画映像は銀行レベルのSSL暗号化を使用。映像フォーマットはH.264で、最大720P(1280×720ドット)30fpsで撮影できる。
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