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ドコモ、3.5GHz帯のTD-LTE網を提供開始 ファーウェイ製ルーターが対応

2016年05月11日 10時25分更新

 NTTドコモは、新たに割り当てられた3.5GHz帯の周波数を用いた「Premium 4G」サービスを開始することを発表した。3.5GHz帯ではドコモでは初となるTD-LTE方式を採用。対応端末は「Wi-Fi STATION HW-01H」を6月下旬に発売予定で、今回発表された夏モデルのスマートフォンは3.5GHz帯には非対応である。

 HW-01Hはファーウェイ製のモバイルルーター。3.5GHz帯のTD-LTE(下り最大110Mbps×2)に加えて、FD-LTEのバンド3(1.7GHz帯、下り最大150Mbps)とのキャリアアグリゲーションで、下り最大370Mbpsの通信速度を実現する。新たに提供される周波数ということもあり、利用可能なのは都市部が中心となるが、そのぶん混雑するエリアでも快適なデータ通信が期待できる。

3.5GHz帯のPREMIUM 4Gが提供開始。まずはルーターのみの対応となる

 本体サイズは約64×100×22mm、重量は173g。LAN側の無線LANはIEEE802.11acをサポート(2.4/5GHz対応)。4750mAhという大容量バッテリーを搭載し、スマートフォンなど他端末を充電することにも対応している。


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