週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「カンタロープ メロン&クリーム フラペチーノ」発売イベント

YOU、スタバの「意識高い」発表会を適当にいなす

2016年04月13日 16時00分更新

 スターバックス コーヒー ジャパンは「カンタロープ メロン&クリーム フラペチーノ」を4月13日から発売する。価格は630円。サイズはトールのみ。

 カンタロープとはアメリカやヨーロッパで親しまれている赤肉種のマスクメロン。パンナコッタを底に入れ、カンタロープの果肉が入った特製のソースと、果汁を使ったクリームベースのフラペチーノを注ぎ、ホイップクリームをトッピングした。

 発売を記念してイベントが都内で開催されたので、筆者もMacBook片手に試飲してきた。

 メロンといってもべったりと甘ったるいわけではなく、あくまでさっぱりとした後味。カンタロープのさわやかな香りも印象に残る。ころころ入った果肉もすっきりしており、ミルクと合わさっても口の中でべたべたするわけではない。

 一言で言えば、すっきりとした甘さ。フラペチーノ独特のしゃりしゃりした食感と相まって、暑い日にはピッタリという感じだ。

発表会は、さながらパーティーといった趣き。参加者の雰囲気もIT系の発表会とは大きく異なっている

ステージ上も、なんだかすごいことになっていた

フラペチーノをイメージしたダンスでのプレゼンテーションの様子。オレンジの男性がカンタロープで、白い女性がミルクをイメージしている(……と思う)

 イベントではトークセッションが設けられ、タレントのYOUさんと、スターバックス コーヒー ジャパン・堀江裕美さんが登壇。

 カンタロープという日本ではなじみのない名前を使うことに対して、堀江さんが「たとえばサイズを“トール”と呼ぶように、スターバックスではミステリアスなものを残し、お客様に発見していただく……常にサプライズ(surprise)とディライト(delight)がある。すぐわかる“メロン”よりは、カンタロープそのものを名前にしたかった」とカタカナ多めの発言で理由を説明。

 するとYOUさんが、「名前が『メロンフラペチーノ・大』とかでは、なんですからね」とざっくりとコメント。これにとどまらず、会が進行するごとに、YOUさんの発言はどんどん適当になっていく。

 たとえば、司会の男性に「(今回の発表会のイメージでもある)カーニバルには行かれますか?」と尋ねられると、「はい」と即答。しかし、続いて「どこのカーニバルに……」と重ねられると、具体的に浮かばなかったのか「次の質問はそういうことになりますよね」と沈黙。特定のカーニバルの名称は出てこなかった。

全体的にコメントが軽快だったYOUさん(左)と、スターバックス コーヒー ジャパンの堀江裕美さん(右)

 苦しまぎれに「フェスにはよく行くんです」とYOUさんは続けたものの、再び司会に「どんなフェスティバルに行かれるんですか?」と聞かれ、「まあ、そういう質問になりますよね」と乾いた笑顔。「そこらへんでやってるやつです」と曖昧にいなす。

 さらに、カンタロープ メロン&クリーム フラペチーノをどこで飲みたいかと聞かれると、YOUさんは「これは難しい大喜利ですねえ」となぜかボケようとする姿勢を見せる。しばし考えて出した答えは「逆に、富士の山頂」。会場は静かな反応。

 堀江さんが「(自分が持っていくなら)定番ですけれど海とか。あるいは都会で一時的にエスケープするときに……」と助け舟を出すと、「ねえ〜、エスケープですよお」と英単語に過剰反応していた。

 最後に、YOUさんは新フラペチーノを「(白とオレンジの)色が元気に見えるし、小腹がすいたときにぴったり」と賞賛。「スタバに並んでる人を見ると、フラペチーノをみんな頼んでるんですよね、コーヒーを頼みたいだけなのにそれで待ったりして」と体験談を交えつつ、「でも、スタッフさんがすばやく(フラペチーノを)作っているのが見えてね。だから他人が頼んでるのを見ても(気持ちが)アガりますね」と締めた。

モデルの大谷亮平さんと安藤ニコさんも登場。YOUさんは「お人形さんだよ〜」と安藤ニコさんのかわいらしさをシンプルに表現した

 なお、退場時に持って帰るはずのフラペチーノを、YOUさんはなぜかテーブルに置きっぱなし。司会にうながされると、焦る様子もなく手に取って舞台裏に消えていった。

 気温も徐々に暖かさを増し、夏が待ち遠しくなるこの季節。スタバの新しいフラペチーノで、初夏の到来をいち早く感じてみてはいかがだろうか。

コジマ

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。生来の不器用さと心配性を周りからツッコまれつつ、原稿や取材などと格闘している。

人気の記事:
「なにこれヤバイ! 『パラッパ』『Rez』並の衝撃『PlayGround』」「iMacという未来が家に来たことを、ひさびさに思い出した」「『ペヨング ソースやきそば』発売 『ペヤング』と食べ比べる」

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります