スターバックス コーヒー ジャパンは「カンタロープ メロン&クリーム フラペチーノ」を4月13日から発売する。価格は630円。サイズはトールのみ。
カンタロープとはアメリカやヨーロッパで親しまれている赤肉種のマスクメロン。パンナコッタを底に入れ、カンタロープの果肉が入った特製のソースと、果汁を使ったクリームベースのフラペチーノを注ぎ、ホイップクリームをトッピングした。
発売を記念してイベントが都内で開催されたので、筆者もMacBook片手に試飲してきた。
メロンといってもべったりと甘ったるいわけではなく、あくまでさっぱりとした後味。カンタロープのさわやかな香りも印象に残る。ころころ入った果肉もすっきりしており、ミルクと合わさっても口の中でべたべたするわけではない。
一言で言えば、すっきりとした甘さ。フラペチーノ独特のしゃりしゃりした食感と相まって、暑い日にはピッタリという感じだ。
イベントではトークセッションが設けられ、タレントのYOUさんと、スターバックス コーヒー ジャパン・堀江裕美さんが登壇。
カンタロープという日本ではなじみのない名前を使うことに対して、堀江さんが「たとえばサイズを“トール”と呼ぶように、スターバックスではミステリアスなものを残し、お客様に発見していただく……常にサプライズ(surprise)とディライト(delight)がある。すぐわかる“メロン”よりは、カンタロープそのものを名前にしたかった」とカタカナ多めの発言で理由を説明。
するとYOUさんが、「名前が『メロンフラペチーノ・大』とかでは、なんですからね」とざっくりとコメント。これにとどまらず、会が進行するごとに、YOUさんの発言はどんどん適当になっていく。
たとえば、司会の男性に「(今回の発表会のイメージでもある)カーニバルには行かれますか?」と尋ねられると、「はい」と即答。しかし、続いて「どこのカーニバルに……」と重ねられると、具体的に浮かばなかったのか「次の質問はそういうことになりますよね」と沈黙。特定のカーニバルの名称は出てこなかった。
苦しまぎれに「フェスにはよく行くんです」とYOUさんは続けたものの、再び司会に「どんなフェスティバルに行かれるんですか?」と聞かれ、「まあ、そういう質問になりますよね」と乾いた笑顔。「そこらへんでやってるやつです」と曖昧にいなす。
さらに、カンタロープ メロン&クリーム フラペチーノをどこで飲みたいかと聞かれると、YOUさんは「これは難しい大喜利ですねえ」となぜかボケようとする姿勢を見せる。しばし考えて出した答えは「逆に、富士の山頂」。会場は静かな反応。
堀江さんが「(自分が持っていくなら)定番ですけれど海とか。あるいは都会で一時的にエスケープするときに……」と助け舟を出すと、「ねえ〜、エスケープですよお」と英単語に過剰反応していた。
最後に、YOUさんは新フラペチーノを「(白とオレンジの)色が元気に見えるし、小腹がすいたときにぴったり」と賞賛。「スタバに並んでる人を見ると、フラペチーノをみんな頼んでるんですよね、コーヒーを頼みたいだけなのにそれで待ったりして」と体験談を交えつつ、「でも、スタッフさんがすばやく(フラペチーノを)作っているのが見えてね。だから他人が頼んでるのを見ても(気持ちが)アガりますね」と締めた。
なお、退場時に持って帰るはずのフラペチーノを、YOUさんはなぜかテーブルに置きっぱなし。司会にうながされると、焦る様子もなく手に取って舞台裏に消えていった。
気温も徐々に暖かさを増し、夏が待ち遠しくなるこの季節。スタバの新しいフラペチーノで、初夏の到来をいち早く感じてみてはいかがだろうか。
コジマ
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。生来の不器用さと心配性を周りからツッコまれつつ、原稿や取材などと格闘している。
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