トリニティから登場したWindows 10 Mobileスマートフォン「NuAns NEO」。上下分割式のカバーを自由に組み合わせて自分好みの1台に仕上げることができます。その見た目だけでも欲しくなってしまう、そんな人も多いでしょう。しかも、その着せ替えカバーは3Dプリンター用の図面が公開されており、自作も可能なのです。
15ミリレンズ+片側グリップのケースが誕生
筆者のNuAns NEOのカバーの組み合わせは「スエードグレイ」+「スムースサフラン」。上下それぞれ自由に色や素材を組み合わせることが可能です。そして、このカバーのデータをNuAns NEOのウェブページからダウンロードできるのです。色やデザインを変えたカバーを自作できるだけじゃなく、機能性を持たせたカバーをつくることも可能なわけです。
iPhone用のレンズジャケットなどを手掛けてきた香港のTurtleBackから、15ミリ径のレンズを取り付け可能なNuAns NEOのTWOTONEカバーが公開されました。同社が様々な実験を行なっているサイト「亀の実験室/TurtlebackYard」にてその情報が公開されています。片側はグリップ形状になっており撮影時のNuAns NEOをしっかりホールド。もう片側は15ミリレンズが取り付けられるように穴が空いています。
3Dデータはあくまでも参考作例とのこと。ひとまず出力していただいたものをNuAns NEOに装着してみました。グリップ側はたわまないのでやや固いながらも、きっちりとはまります。上部側のパーツの方は脱着は純正品同様にスムースです。
上部パーツのレンズ取り付け部分にはTurtleBack社製の15ミリレンズ用のネジが切ってあります。とはいえ、何度もレンズを脱着するとネジ山がつぶれてしまうでしょうね。上記「NuAns NEOのケースをデザインしてみた」でもこの部分は金属パーツの必要と書かれています。本格的に使うなら各自で工夫する必要があるでしょう。TurtleBackにはぜひ金属パーツを埋め込んだものもつくってほしいものです。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります