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ドコモ田中氏に「アニメ専門サービス」として大事にしていることを聞いてみた

Chrome対応で「dアニメストア」はどう変わった? リアルユーザーがドコモ担当者に直撃

2016年03月30日 12時00分更新

アニソンやアニメイト連携も
アニメ好き向けの「メリット」を増やすため

──これは確かにクセになるような……心がぴょんぴょんして、体が熱くなってきたのを感じます。さて、今回はHTML5プレイヤーだけでなく、アニソンミュージッククリップの配信やアニメイトオンラインショップとの連携も始まりましたが、その点についてもお聞かせください。

田中氏:アニソンミュージッククリップに関しては、まずは約180作品ご用意しました。そのなかにはミュージッククリップそのものもありますが、アニメのオープニングのテロップ(そのアニメのスタッフ情報など映像に被さる文字)がないバージョンのものも存在します。これはいままではDVDやBlu-rayなどの特典映像でしか見られませんでしたが、よりアニメ好きのみなさんに楽しんでいただきたくご用意しました。

 また、アニメイトさんと連携し、関連グッズを作品ページでご紹介できるようにしました。さらに、アニメイトさんのサイトにも「dアニメストア店」を設置していただき、dアニメストアでの人気の作品の商品を紹介したり、dアニメストア会員限定のおトクなキャンペーンを実施しています。

──これは個人的な感想なのですが、ふだんの視聴環境がテレビからdアニメストアになって、「CM」を見なくなったんですよね。なので、意外にCDやグッズの情報に疎くなっていまして、この形は素直に便利だと思いました。

田中氏:ありがとうございます(笑)

「ソードアート・オンライン」の作品ページ下部にある関連グッズの例。小説やアクセサリーが紹介されている

──最後に、今後の展開や指針などをうかがいたいとおもいます。

田中氏:繰り返しになりますが、我々はアニメが好きな方にどうやったら喜んでいただけるか考えることをいつも大事にしています。私は、いつも「ユーザーさんに寄り添って」と表現していますが、アニメの作品を見るということから、どいうことをしたいのか、ユーザーの声をTwitterなどで聞いています。それらをどんどん反映して、サービスの改善につながっているのです。

 最近はコミック原作のアニメ化、そしてそれがテレビや映画へと派生するケースも増えてきています。どんな作品にも「アニメ」は必ず介在するようになってきており、そのように世の中に広がって来ているものを、集めて広くお客さまに提供していきたいと考えています。今後もAnimeJapanなどの出展やTwitterを通して、リアルとネットが共存する形にdアニメストアを進化させていきたいです。

──ありがとうございました!

提供:NTTドコモ

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