音楽アプリで「みんなが本質的な意味でのアーティスト」
ワンワンだけで素晴らしい楽曲ができちゃった by 佐武宇綺
入門向けアプリの定番だが奥も深い「GarageBand」
── では藤村さんにデモしてもらいながら曲を作ってみましょうか。
藤村 佐武さんはどんな曲が好き?
佐武 え~っ曲ですか。そうですね。元気なのが好きですけど。その正反対のバラードも好きですよ♪ どっちも大好き。ひとりの時はバラード。外に行くときは元気系って感じで切り替えてますかね。DJするときはEDM系をずっと流してますが、ひとりよく聞いている曲は例えば……。(スマホを取り出す)ちょっと古めですけどこんな感じ!
藤村 なるほど、懐かしい! 音楽アプリは山ほどあるので、合ってるものを選ぶのがいいと思います。まずは定番の「GarageBand」から行ってみましょう。まずキーボードがありますよね。ここで弾いてもいいけど、ギターアンプの機能なんかもあって、楽器をつないだりもできるんですね! ちなみに何か楽器を弾いたりしますか?
佐武 実は1ヵ月だけやってました。ベースを(テヘペロ)。
── うわっ、懐かしいな~(笑)
藤村 (笑) iPadをベースアンプにすることもできます。さらに実際に曲を歌って直接レコーディングしたり、サンプラーというのですが、録音した音で音階を作ることもできたりと、非常に多機能です。
佐武 (画面に触れながら)これはなんですか? コードが鳴るんだ。すご~い!
── なんか作ってみてくださいよ。
藤村 では弾いてみましょうか(先生:楽器を切り替えながらデモ)。
キーボードは標準ではピアノの音ですが、音色を替えてエレピ風にしたり、シンセみたい(リード風)にもできますね。アイコンや名前を見ると雰囲気が伝わると思いますが、こんな風に名前からダンスっぽいのもあったりね(ギュイーン、チャン、チャンチャ、チャチャ、チャーッと弾く)。
佐武 えっ!? いまどきっぽい。楽しいですね!!
藤村 選ぶだけでこういう音が出てくる。ギュイーン、ギュイーン(モジュレーションする)。
佐武 あ~ギターみたいな感じだ。
藤村 そして、なんとコードまで自動で作れてしまうんですね。Smart Keyboardという機能を使うと、鍵盤が弾けなくても伴奏ができてしまいます。例えばこんな感じ。プリセットのパターンに合わせてコードを弾いてくれるので、適当に押していくだけで曲になってしまうわけです(先生:Smart Keyboardをデモ)。
佐武 めっちゃいい! というかこれでいいじゃないですか……? つまみを替えると違うパターンになるんですね。面白ーい! そうかそういうことね(操作しながらどんどん使い方を覚えていく)。
藤村 楽器を切り替えると、フレーズもそれにあったパターンに変わっていきます。
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