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音楽アプリで「みんなが本質的な意味でのアーティスト」

ワンワンだけで素晴らしい楽曲ができちゃった by 佐武宇綺

声を録音するだけで、勝手に音楽になっちゃう!

 佐武宇綺がいい音を探す旅。2016年はちょっと視点を変えて、デジタル機器を使いながら音のいろいろな世界を体験してもらうことになりました。

 鼻歌やちょっと思いついたフレーズがアレンジされて本格的な楽曲になったら驚きますよね。それが現実になるのがアップルの「Music Memos」です。佐武さんに体験してもらったゾ!! まずは動画から。

佐武 (爆笑)すごいすごい!!、恐ろしい。プロの人から見たら、馬鹿にするんじゃないって、怒られちゃいそうですけど、曲ができた! しかも終わりも合わせてくれるんですね。シンバルで「ジャーン」って! めっちゃ簡単ですね。

……そんな驚きからスタートした 佐武宇綺さんの新連載が「佐武宇綺のミュージックライフ+デジタル 2016」。第1回のテーマは“音楽アプリ”です。

 ASCII.jpで人気連載『スマホで始める「音楽アプリ部」』の執筆をしていただいたミュージシャン、藤村亮さんをゲストに招きながら、音楽アプリ&作曲の世界をのぞいてみましょう!!!!

藤村亮さんと佐武宇綺さん

 作曲や演奏というと難しそうですが、技術の力によって昔は考えられなかったほど作品作りが身近になっています。例えばiPhoneやiPad用にアップルが無料で提供している「GarageBand」「Music Memos」といったアプリは、無料とは思えないほど高機能です。

藤村 (曲を作るミュージシャンからしてみたら)なんておっかない機能なんだろうって思いますね(笑)。ただ、僕なんかが使うとしたら、表記されているコードを自分なりに解釈して、明るいコードを暗くしたらどうなるんだろうとか試行錯誤しながら突き詰めていけば、僕らも機械に負けた感じがしないし、気分よく作品が作れるのかななんて思います!

Music Memosの画面。ワンワンという声を録音してギターやドラムの伴奏が付く。

 アプリを使って作曲をするのは初めて!という佐武さんも、楽曲制作の手軽さに驚き、テンションも上がってきたご様子です。

佐武 やばいシュール! 余韻が面白い。アプリ面白い! 難しいイメージがあったし、楽器で遊ぶものってイメージがあったんですが、作品も作れるんですね。

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