アスキーの「進捗どうですか?」と聞く係、ニシマキがおススメ
睡眠状態が丸裸になる「Fitbit Charge HR」で忙しい春を乗り切れ
睡眠効率がわかるのはFitbitならでは
Fitbit Charge HRは睡眠に関しても設定や本体をいじる必要がない。眠りに入った状態を自動で検知してくれる。寝る前に睡眠モードにする必要があると、どうしても寝落ちしてしまったりする。深酒などしようものなら、なおさら。そして朝起きるとログが取れていなかったとなると、元も子もない。そのリスクが最初から取り除かれているのはうれしい。
肝心の睡眠ログは、よく言われるレム睡眠・ノンレム睡眠ではなく、「睡眠状態」「寝返りを繰返す状態」「目覚めた状態」で表示される。寝返りを繰返す状態と目覚めた状態は純粋な睡眠時間としてはカウントされないので、こうした状態が長いと睡眠時間が少ないということになる。つまり長い時間ベッドにいても、寝ていないことになる。
実際ここ2週間の私の睡眠時間は平均2時間半~3時間半という結果が出た。すくなくとも6時間は寝ているつもりだったが、睡眠に関してはかなり効率が悪い。そりゃあ寝ても寝ても眠いわけである。
スマホアプリでは睡眠時間と睡眠の質(目覚めた回数、寝返りの回数、その状態の時間)を閲覧でき、ウェブ上ではさらに就寝時間と実際の睡眠時間、そこから割り出される睡眠効率が表示される。
同ジャンルの他製品の多くは深い睡眠と浅い睡眠の2パターンで表示されるため、こうした睡眠効率などを知ることができるのはFitbit Charge HRのアドバンテージといえる。
活動量計というのはその名前からして、自分がどれほどアクティブに動いたかを知るためのもの、という部分に意識がいきやすい。提供するメーカー側の宣伝も身に付けてアクティブになろうと推す。
Fitbit Charge HRも例に漏れることなくそうした触れこみをするのだが、実際に優れているのはいかに自分が休めていないかを把握できる点だろう。
人間どうしたって寝ないとやっていけないのだから、いかにアクティブに動くかもいいが、いかにアクティブに休むかも考えた方がいい。ましてや行事の多い春、忙しさを乗り切るなら十分な睡眠は必須といえる。Fitbit Charge HRを付けて、まずはよく寝ているかどうかを知り、さらに休んだ方がいいのか、もっと動いた方がいいのか判断すると楽しく日々過ごせるのではないだろうか。
というわけで睡眠時間が極端に少ないので、編集部のみなさまには休みがほしい、と切に訴えたい。
ニシマキ
アスキーの進行担当としてスケジュール管理をしている。ウェアラブルデバイスが好きで、小さい筺体に精密なセンサーがたくさん詰まっているところにドキドキしている。一時期は両腕にいくつも身に付けて、たくさんのログを取得して健康になろうとしていた。健康にこだわる理由は毎日ガブガブお酒を飲んでいたいから。
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