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iPhone 6sをSIMロック解除するとなにがうれしい? Q&Aで解説

2016年03月19日 12時00分更新

Q4 SIMロック解除はどうやって行なう?

A4 キャリアショップでも可能だが、ネット経由なら無料で簡単

 SIMロック解除の手続きはキャリアショップでも受け付けてくれるが、混雑していれば待つ必要があるし、手数料もかかる(3240円)。前述のガイドラインでは、ネット経由での手続きは無料で行なうことを求めており、実際に3キャリアとも無料で可能だ。

ドコモは「My docomo」から行なう。購入日から6ヵ月以上経過後に可能。手続きが可能なのは購入した人のみで、すでに解約している場合は購入者が3ヵ月以内に申し込む

auは「auお客さまサポート」から。購入日から180日以上経過していれば、購入者以外でも可能。ただし、購入者以外はauショップでの手続きになる

ソフトバンクは「My SoftBank」から。購入日から181日以降で、購入者のみ手続き可。解約後は購入者が90日以内に申し込む

 具体的な方法は「My docomo」など、各キャリアのサポートページに情報が記されているが、まず端末を識別するためにIMEIという1台ごとに付けられた番号が必要になる。このIMEIは[設定]→[一般]→[情報]とアクセスすることで確認できる。

 また、もう1点注意したいのが、知人などから譲られた中古端末やすでに回線を解約している場合。ドコモとソフトバンクは購入者本人であれば解約から90日以内、auはそもそも購入者以外でも可能で、それぞれキャリアショップで手数料を払うことで手続きができる(購入後半年の経過も同時に必要)。

Q5 SIMロック解除のデメリットはある? とりあえずしておいたほうがいい? 

A5 デメリットは基本的にない。中古ショップの下取り時にプラスの可能性も

 SIMロックを解除をしても、現在契約中のキャリアのSIMは変わらずに利用できるので、デメリットは基本的にないはず。また、ネット経由であれば手続きは無料なので、格安SIMへの移行や海外旅行の予定を考えていない人でも、とりあえずSIMロックを解除しておくのはありだろう。

 ただ、新iPhoneを購入した際、旧端末の下取りに出す人も多いはずだが、キャリアのサービスではなく、中古携帯ショップで売却する場合は、SIMロックが解除されていると下取り価格が上乗せされる、購入後半年以上経ったiPhoneはSIMロックが解除されていることが下取りの条件になる、といった状況が今後発生する可能性はある。


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