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かっこいいと考えるか、狭いと考えるか

秘密基地みたいな十字型のテント 4人で寝ながら空が見える

2016年03月16日 11時31分更新

 なんだかすごく斬新な形のテントがあらわれた。

 その名も「クレイジーエックス」。ビーズのアウトドア用品ブランド「DOPPELGANGER OUTDOOR」から発売される。価格は1万9440円。

 4つの寝室スペースと、それらをつなぐ1つのミーティングスペースで構成されているテントだ。とはいえ、テント内は座ることもできないくらい低く、それぞれの寝室スペースは両手を広げることもできないくらい狭い。

 ビーズによれば、「4人がミーティングスペースで顔を合わせたときのワクワク感は子供の頃に想像した秘密基地を思い起こさせます。4人の距離感もグッと縮むはずです」とのこと。逆にいえば、1人での利用にはまったく適さないようだ。

見れば見るほど変わったデザインだ

一般的なテントより低いので風には強い

 通常のテントと比べて内部空間が狭く、結露が起こりやすいため、頭部と足部にメッシュベンチレーターを配置し、空気が循環することによって結露を防ぐ構造になっている。また、テントの生地は防水性と透湿性のバランスに優れた2000mmの耐水圧に設定されている。

 重量はおよそ3.6kgで、収納時は直径およそ21㎝、長さおよそ54cm程度に収納できる。電車やバスなど、野外フェス時に混雑する公共交通機関での移動も楽だとしている。なお、展開時のサイズはおおよそ幅4870×奥行き4870×高さ900mm。

テント上部のロープを引っ張るとミーティングスペース部分が傘のように開くワンタッチシステム。あとは寝室部分を引っ張りペグを打ち込むだけ

ミーティングスペース上にあるトップシートを外すとメッシュ生地になっており、みんなで星を眺めることもできる。

夜中にランタンを入れればこんな感じになるらしい(ちょっと怖い)

 便利なのか不便なのか、実際に使ってみないとわからない部分もあるが、4人で仲良く使いたいというならオススメのテントなのかもしれない。


コジマ

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。生来の不器用さと心配性を周りからツッコまれつつ、原稿や取材などと格闘している。

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