週刊アスキー連動【超お役立ち】特集
3月18日発売の「週刊アスキー」特別編集ムックは2016春の超お役立ち特大号!! ASCII.jpでは誌面連動特集として、誌面に載せきれなかった大量のお役立ち知識を掲載します。編集部秘蔵のお役立ちフォルダーが火を吹きますぜ。
古~い地図を片手に街を歩くのが趣味です。よく「ジジくさい」と罵られます。これでも平成生まれなんですが……。万人受けしそうにないのを先に断っておきますが、「東京時層地図」という超・お役立ち地図アプリを取り上げることにしました。
明治9年ごろの“文明開化期”から平成2年の“バブル期”まで、6つ時代の(東京23区中心の)古地図を閲覧できるアプリで、閲覧できるだけじゃなく、Googleマップ的に現在地をチェックしながら古地図を楽しめるのがスゴイところです。もちろんコンパス機能もあるので、街歩きしながら地図を楽しむのにピッタリというわけ。
これまでは「古地図の歩き方~」といった本を片手に街歩きしていましたが、当然ながら本だとズームもスクロールもできませんし、かといって詳細な地図が載った本はサイズが巨大で、持ち歩くのがかなり手間なんです。そういった苦しみに耐えていた人からすれば、東京時層地図はものすごい役立ちアプリといえるはず。書籍何冊分の情報がアプリ内に含まれているのか! と思うとビックリします。
先日iPad版にちょっとしたアップデートが加わって、さらにパワーアップしたこともお伝えしておきます(iPhone版では数ヵ月前から実装していた機能ですが)。いかにパワーアップしたかというと、なんと、国土地理院がウェブで公開している地理院地図がアプリ上で見られるようになったのです。標準地図に加えて、昭和20~25年/36~39年/49~53年/54~58年/59~61年/63~平成2年/平成19年~という7種類の空中写真も。
実はこれ、かなり大きいアップデートです。地理院地図に対応したことで、東京以外の古い地図も閲覧できるようになったんです!(※空中写真のみ)例えば昭和20~25年の大阪を覗いてみると、京セラドーム大阪のあるエリアはこの頃まだまだ現役の大阪ガス工場だったことがわかります。
価格はiPhone版が1900円。iPad版が2500円となっています。いろんな情報が無料の時代、ゲームの課金やクリエイティブ系以外、アプリにお金を払う機会はあまりないのかもしれません。筆者もかつては無料アプリだけ使ってケチケチ運用してましたが、気になる有料アプリもいくつか入れてみるとスマートフォンがもっと役立つデバイスになってくれるのを感じました。
筆者はこの東京時層地図をiPad mini 4に入れて使用しているのですが、いつかは巨大な12.9インチiPad Proを使って、みんなでワイワイ地図を見ながら散歩するのが夢だったりします。
サンキュー鈴木
91年生まれ。ASCIIでマジメに働いているというのに、最近は友人からオススメの焼きそばを尋ねられるようになりました。ちょっと前までちゃんとオススメPCについて教えてあげたりしていたんですが……
最近食べたヤキソバ:
「チョコ焼そば恐怖の実食レビュー」「焼きそばかギョーザか判別不能」「ペヨング発売 ペヤングと食べ比べ」
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