家電操作用のスマホ&タブレットもある!
一方、LGとファーウェイなどのメジャースマホメーカーは?
一方、タブレットを生活の中心にする製品を出していたのが中国のブルーマ。Android 5.1ベースの8インチタブレットに独自UIを搭載。ストリーミングのTV放送の受信やWiFi・Bluetooth接続の家電のコントロールが可能。ストリーミング放送はスマートTVの大画面でも視聴が可能。もちろんAndroidのタブレットとしても利用できます。外出中はタブレットとして使い、帰宅後は家電コントローラーとして使う、といったことも可能です。
ブルーマの8インチタブレットの詳細スペックは不明。ディスプレー解像度は恐らくHDでしょう。Androidの設定画面を見ると言語設定が見当たらないなど、内部もだいぶカスタマイズしているようです。まあ、Androidとして使うことはあまり考えていないのでしょうね。動画の利用やスマートホームコントロールを考えているということで、家電感覚のタブレットと言えそうです。
そろそろちゃんとしたスマホが見たい、と思ってサムスンブースへ行ったところ家電のみで撃沈。ところが、LGのほうは最新モデルの「G5」を展示していました。しかも中国向けと言うことでデュアルSIMバージョン。SIMスロットはシングルSIMバージョンと同じ形状ですが、microSDスロット側にnanoSIMがもう1枚入るようになっています(その際はmicroSDカードは利用不能)。
また、「LG 360 CAM」は実機が置かれており、MWC 2016の時とは異なり自由に操作することができました。G5の言語を日本語にすると、アプリもしっかり日本語化されており日本での発売も期待できそうなところ。ただし、カメラそのものはうまく動作せず、展示品は開発中のモデルと言うことで残念ながらその場で360度撮影をテストすることはできませんでした。
日本でもSIMフリー機やモバイルルーターなどで勢いのあるファーウェイも出展。しかし、スマホは「honor 5X」、「honor 7」、「honor 7i」を展示するのみ。MWC 2016で発表したWindows 10搭載2in1 PC「MateBook」の展示はありませんでした。説明者によると「あれはPCなのでこの展示会では無し。スマホの新製品は、いろいろ噂がでていますよね」とのこと。
実は、この展示会期間中にフラグシップモデル「Huawei P9」の発表があるというウワサもあったのですが、ネットの情報などを見ると4月になった模様です。ということで、AWE 2016のファーウェイブースはいまの売れ筋の代表モデルを展示するだけに留まっていました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります