また、終盤では異能vationプログラム開始時に総務大臣を担当していた新藤 義孝氏も会場に訪れ、技術課題を見学しながら研究者と交流していた。新藤氏は「異能vationプログラムは、事前問い合わせが多数殺到した総務省としても異例のプログラムです。それは、総務省が“変な人”を雇うと勘違いされた方からの連絡だったのですが、実際に応募者も前回をはるかに上回り、ハードルの高いプログラムになってきました。その分、実際に特許を提出する技術もでてきたので、今後時代を変える製品が出てくるのではないかと期待しています。すごく硬い部署が行なっているプログラムですが、楽しく自由に研究してもらいたいです」とコメントした。
採択者の話を一通り聞いてみたが、一般人の私には“凄いんだろうがよくわからない”技術課題にあふれ、どこからこんな発想がでてくるのだろう? と思うものばかりだった。また、この技術課題が進化すれば、本当に未来を変えていくのだろうなと感じる課題もたくさんあった。近い未来、本当に異能vationプログラムの採択者たちが世界を驚かす日が来るかもしれない。
訂正とお詫び:初出時、本文中に誤りがございました。修正し、お詫びいたします。(2016年3月7日)
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