「湾曲してるだけでゲーム体験がこんなに変わるとは!」
エイサーのゲーミングディスプレーは日本でも2015年から発売されており、2016年2月に最大サイズとなる『Predator Z35』が登場しました。TN方式のパネル液晶が多い中、Z35はVAパネルを採用。コントラスト比を高くしやすく、“黒”の表現でメリットがあります。さらに、かなり横幅が広い画面ですが、IPSと遜色がない視野角を確認できました。
Predator Z35(Z35bmiphz)の主なスペック
●製品概要ページ
●実売価格 16万円前後
液晶ディスプレー:35インチVA(2560×1080ドット)
輝度:300cd/m2
液晶R値(曲線半径):2000R
コントラスト比:3000:1
応答速度:4ms(GTG)
表示色:約1670万色
色再現性:sRGB100%
インターフェース:HDMI1.4、DisplayPort1.2、USB3.0入力×4(うち1基は給電対応)、USB3.0出力×1
スピーカー:9W×2(DTS Sound対応)
チルト角度:下-5°~上25°
高さ調整:最大130mm
サイズ/重量:844.4(W)×299.9(D)×554.5~684.5(H)mm/12.65kg
液晶が曲面になっていることが、ゲームに対して効果があるのか、正直ギモンでした。でもそれは間違いでした。
今回は既に発売済みの34インチ湾曲ディスプレー、『Predator X34(X34bmiphz)』を触ることができたのですが湾曲のヒミツは、ゲームのベンチマーク時にわかりました。
だいたい液晶ディスプレーは机の上に置いて使いますよね。一般的な机の奥行きを調べてみると60~70センチ程度なんですね。ここに、Predator Z35/X34をドンと置いて座ってみると、視野いっぱいに液晶が見えるだけでなく、わずかに湾曲しているので包まれるような感覚になるんです。ちょっと散らかった机回りだとしても、視界に余計なものが入らないので没入感がハンパない。
見逃せないのが、Predatorの液晶ディスプレーは全モデルが“NVIDIA G-Sync”に対応していること。「ゲーム時に起こりうるストレスは一切許さん!」という気概が感じられますね。
G-Syncは、液晶に専用チップを搭載し、PC側のGPUと連携してリフレッシュレートを制御することで、映像が分断されるように表示されてしまう“ティアリング”現象を抑える機能です。
同社のゲーミングPC『Predator G6』もNVIDIA GeForce GTX980を搭載しており、もちろんG-Sync対応なので、最強のゲーミングPC環境を揃えるなら、セットで使いたい!
ちなみに販売済みの28インチ4Kディスプレー『Predator XB1』や、34インチ湾曲ディスプレー『Predator X34』もG-Sync対応ですよ。
Predator XB1(XB281HKbmiprz)=28インチ4Kディスプレイ
●Predator XB1(XB281HKbmiprz)製品概要ページ
●実売価格 9万1000円前後
Predator X34(X34bmiphz)=34インチ湾曲ディスプレイ
●製品概要ページ
●実売価格 16万円前後
Predator Z35は、驚異の200Hzリフレッシュレートに3つのゲーム向け映像プリセット“Game Viewモード”、暗いシーンを3段階で調節して視認性を高めるDark Boost(ダーク・ブースト)機能などなど、まだまだゲーム特化の機能は色々ありすぎて紹介しきれないところではあります。
Predator Z35を入手したらまたじっくりと触ってみたいと思います!
「Predatorでゲーミング環境を揃えたくなる!」
さて、たっぷりと日本エイサーのゲーミングブランド『Predator』について触れてきました。
ゲーミングブランドをもつメーカーはほかにもありますが、タブレットまでつくってしまったところがポイントです。しかも、Predatorブランドの良いところは、デザインが赤と黒でどのジャンルの製品でも統一感があることですよね。
外出時は『Predator 8』を持ち歩き、自宅では『Predator G6』と『Predator Z35』で最強のPC環境を揃える。憧れのゲーミングライフを送りましょう!
(提供:日本エイサー)
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