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バッテリーの脱着だけじゃない!

パーツ交換で機能拡張もできる「LG G5」と魅力的な360度カメラやVR機器:MWC2016

2016年02月22日 12時15分更新

周辺機器は360度カメラからHMD、ロボットまでラインアップ

 LG G5と合わせて発表された周辺機器は「LG 360 Cam」、「LG 360 VR」、「LG Rolling Bot」の3つ。

 LG 360 Camは、ワンショットで360度全周囲の写真が撮影可能なカメラ。静止画だけでなく動画の撮影にも対応している。形状はリコーの「THETAシリーズ」に似ており、「THETA S」の全長がやや低いデザインとなっている。

全天周カメラのLG 360 Cam

本体側面に電源ボタンを装備

底面には充電用のmicroUSBポートとmicroSDカードスロットを登載

THETA Sと比較すると、小さめの印象

 LG G5との接続はWiFiを使い、LG 360 Camの映像をLG G5からモニタリングしながら撮影もできる。

専用アプリでモニタリングしながら操作可能

 LG 360 VRはVRヘッドマウントディスプレーで、サムスンのGear VRとは違い、本体にディスプレーを搭載した設計。重たいスマホを装着する必要がないので、約118グラムと軽量なため、メガネのように装着できるのがポイント。

VRヘッドマウントディスプレーとはかなり軽量のLG 360 VR

左右のレンズ部分を回してピントの調整を行なう

 LG G5との接続はUSBケーブルを使用し、LG 360 VRと接続すると、専用アプリが立ち上がる。接続中のLG G5はタッチパッドとして、タップで決定、ダブルタップで戻るといった操作に対応している。

LG G5とはUSBケーブルで接続

画面のデザインはGear VRに似ている

 最後のLG Rolling Botは、球状のカメラロボット。LG G5から専用アプリで動きを操作できるほか、写真や動画の撮影も行なえる。

持ってみるとかなりずっしりと重みがある

専用アプリでLG Rolling Botのカメラの映像を観ながら動きを操作できる

 またこれら周辺機器をセットアップする際には「LG Friends Manager」を利用。3ステップで手軽にセットアップでき、誰でも楽しく手軽に楽しめるように工夫されている。

 今回発表されたLG G5や周辺機器は、よりスマホを楽しんで使うという、まさに「Play More」というテーマにそったものばかり。特にLG G5のパーツを交換して機能拡張可能なシステムは、ほかのスマホにはない個性となっている。

 いずれの製品も発売時期や価格は未定。日本での展開も未定とのこと。LG G5だけでなく周辺機器も含めて日本に導入されることを期待したい。

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