サムスン電子は、22日(現地時間)から開催される「Mobile World Congress」に合わせて、「SAMSUNG Galaxy Unpacked 2015」と題した発表会を開催。その中で、同社フラグシップモデル「Galaxy S7」「Galaxy S7 edge」を発表した。グローバルでの発売は3月中旬を予定している。
Galaxy Sシリーズには、昨年のS6で通常モデルと画面が湾曲したedgeモデルの2タイプが用意されているが、今年もその路線は継続。ただし、画面サイズは前者が5.1型、後者が5.5型と違いが生じている(画面解像度はともにWQHD・1440×2560ドットで、AMOLEDを採用する)。
端末の一番の売りはカメラ。デジタル一眼で採用されている、1つの画素が2つのフォトダイオード(デュアルフォトダイオード)で構成される新型CMOSセンサーを搭載(画素数は 12メガ)。すべての画素で位相差センサーを実現することで、平均で約0.15秒という超高速AFを可能にしたという。
レンズについてもF値1.7と非常に明るいほか、最近のスマホでネガティブに見られることが多い、カメラ部の出っ張りもGalaxy S6より大幅に抑えられている。
また防水・防塵に対応しているのも大きな特徴。Galaxy S5で対応、Galaxy S6で非対応と来たが、今回はあらためて対応が行なわれている。また持ちやすさにもこだわり、背面に曲面が着けられたほか、Galaxy S6で弱点と言えたバッテリー容量についても、Galaxy S7 edgeでは3600mAhと大幅に大きくなっている。
CPUは2016年最速クラスのSnapdragon 820(MSM8996)を採用し(地域によって2種類のCPUが用意される)、メインメモリーも4GB。もちろん指紋認証も従来どおりに搭載している。CPU性能についてはやはりゲーム、特にVRHMDの「Gear VR」の利用時に威力を発揮しそうだ。
端末の詳細やスペックについては、随時更新予定。
Galaxy S7 edge | Galaxy S7 |
Galaxy S6 edge SC-04G(参考) |
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ディスプレー | 5.5型有機EL | 5.1型有機EL | 5.1型有機EL |
画面解像度 | 1440×2560ドット | ||
サイズ | 72.6×150.9×7.7mm | 69.6×142.4×7.9mm | 70×142×7.0mm |
重量 | 157g | 152g | 132g |
CPU | Snapdragon 820 (2.15GHz+1.6GHz、クアッドコア) or オクタコア 2.3GHz+1.6GHz |
Exynos 7 2.1GHz+1.5GHz (オクタコア) |
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メモリー | 4GB | 3GB | |
外部メモリー | microSDXC(最大200GB) | × | |
OS | Android 6.0 | Android 5.0 | |
カメラ画素数 | リア: 12メガ(Dual Pixel)/イン:5メガ | リア:16メガ/イン:5メガ | |
バッテリー容量 | 3600mAh | 3000mAh | 2600mAh |
防水/防塵 | ○/○ | ×/× | |
カラバリ | White Pearl、Black Sapphire、Gold Platinum、Blue Topaz |
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