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池澤あやかの自由研究:バレンタインデーの24時間ハッカソンにチャレンジ!

2016年02月21日 10時00分更新

文● 池澤あやか 取材● 中山智 編集● 鈴木誠史/ASCII

 開発はというと、選んだマイコンとディスプレーが対応していなかったり、マイコンのメモリーが足りなかったりと挫折の連続で、精神的にキツい開発が続きました。

 特に今回はハードウェアの開発だったので、ディスプレーやマイコンを買い換えるにも部品屋さんのオープン時間に左右されてしまいます。24時間と開発時間が決まっているので、早めの時間帯に決断しないと、深夜になってからでは買いに行けないのです。

主力開発部隊であるやじまかすみさんと池澤は寝ずに開発に取り組みました

支給される夜食がうれしい

 翌朝、通信部分がうまくいかず、ちょっと理想のカタチとは違うものになってしまいながらも、なんとかプレゼンテーションはできそうなカタチにはすることができました。

Instagramの写真の色を取得し、リボンについているLEDを光らせるという工夫もしてみました

各チームには開発したものを展示するスペースが用意されていました

 私とやじまさんはここで力尽きてしまい、プレゼンテーションと展示、授賞式はバトンタッチで水田さんとかとえみさんにほぼお任せすることに。

最後の余力をふりしぼって、4人でプレゼンテーションのステージへと向かいます


 気力も体力も使い果たした私はというと、必要な時間以外は秋葉原にある女性限定漫画喫茶「快活CLUB」へ行っておりました。店内は綺麗だし、シャワーもあるし、いいにおいするし、コテやファブリーズや寝間着などをレンタルできるし、最高な漫画喫茶でした!

 死ぬほど眠かったのに、東村アキコさんの「東京タラレバ娘」を見つけて読んでしまったんですけどね(笑)。

リクライニングシートの上にクッションも置いてあって、さすが女子専用漫画喫茶です

かとえみさんにもらったキールズのパック最高! 癒されます!!

 私が力尽きている中、会場ではこんな楽しそうなイベントが行なわれていたとか。憎い、憎すぎるぞヤフー!

私が力尽きて出られなかった、Hack Dayの詳細はこちらの記事を! 楽しそうでちょっと後悔しています(クリックで記事に飛びます)

 今回のHack Dayはなんとかカタチになってよかったものの、圧倒的に下準備が足りていませんでした。特にフィージビリティ(実現可能性)の確認は念入りにするべきだったなと。

 ドキドキ・ヒヤヒヤするのがハッカソンの醍醐味ではあるものの、楽しくハックするには、事前にしっかりと下準備をしてから、ハッカソンに参加するのがいいと思います!

 次はお茶やお菓子をたしなむ余裕を持ちながら(今回は栄養ドリンクと夜食でした……)、また女子チームでハッカソンに参加したいです。

 以上、現場から池澤でした。

 女優の池澤あやかさんは慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)卒の才媛で、プログラミングができる特技を生かして独自の立ち位置で大活躍中! 特に好きな言語であるRuby界では女神と呼ばれています。プログラミングの楽しさを紹介する初の単独著書、『アイディアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)が販売中。

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