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ネコに財布をとられても大丈夫!?

おサイフケータイだけで東京から沼津まで旅行してきた(前編)

2016年02月14日 15時00分更新

箱根にもおサイフケータイが使えるお店があった!

 小田原駅では、一度JRの改札を出て改めて箱根登山電車(小田急線)の改札を通る必要があるが、箱根登山電車はPASMO対応なのでスマホのタッチだけでオーケー。改札を抜けて電車に乗り、まずは箱根湯本駅へと向かう。その後、箱根湯本駅で強羅駅行き電車に乗り換えることになる。

小田原駅では、箱根登山電車に乗り換えるため、一度改札を出る必要がある。ここでSuicaゾーンの精算は完了

箱根登山電車の改札口。JR改札口の隣にある

箱根登山電車はPASMO対応で、もちろんモバイルSuicaのタッチで乗車可能だ

箱根湯本駅行き電車で箱根湯本駅へと移動

 箱根湯本駅に到着したところ、強羅駅行きの電車がすでにホームに入線していた。その電車で強羅駅に向かってもいいが、それだと強羅駅でバスの待ち時間が1時間弱あったため、せっかく箱根に来たのでちょっとは観光気分を味わいたいということで、箱根湯本駅で外に出て、駅前の土産物屋街をぶらりと散策することにした。

箱根湯本駅に到着

一度外に出て、駅周囲を散策することに

 当日は土曜ということもあり、駅はもちろん、駅前の土産物屋街もかなりの人でごったがえしていた。さすが箱根は活気がある。そんな中、ついでということで土産物屋の中で電子マネー対応の店がないか探してみたところ、「みつき」という店が交通系ICカードの決済に対応していることがわかった。しかもみつきは、お土産の販売だけでなく、カフェやフードコートも併設していたので、時間潰しも兼ねてここで一休みすることに。まだ駅弁がお腹に残っていたので、ここでは飲み物だけにしたが、もちろん問題なくおサイフケータイで支払いできた。

箱根湯本駅前には、たくさんの土産物屋があり、活気があったが、ほとんどが電子マネー非対応

土産物店の中で唯一電子マネー対応を確認できた「みつき」。カフェやフードコートも併設している

カフェのレジには、交通系ICカード対応の端末が設置されていた

タッチでドリンクを購入し一服

 30分ほど時間を潰したのち、箱根湯本駅へ戻って強羅駅行き電車に乗り込んだ。ここから先は40分弱かかるが、急勾配や急カーブ、3回のスイッチバックなど、見どころの多い路線となっているので、飽きることなく過ごせた。そして、午後12時過ぎに強羅駅に到着。強羅駅発の御殿場プレミアム・アウトレット行きバスは12時29分出発なので、20分少々時間がある。そこで、強羅駅周辺でも電子マネーの対応状況をチェック。

 まず、駅中の売店は交通系ICカードでの決済に対応。また、飲み物の自動販売機も交通系ICカードに対応するものがいくつか設置されていた。しかし、駅周辺の土産物店や飲食店で電子マネーに対応している店は残念ながら見つけられなかった。当日の強羅駅周辺は気温がかなり低かったこともあったので、箱根湯本で少し時間を潰して正解だった。

強羅駅行きの電車。新型車両だったのはちょっとラッキー

急勾配やスイッチバック、急カーブを楽しみつつ強羅駅へ

強羅駅に到着。標高が高いこともあって、当日はかなり寒かった

もちろん強羅駅もタッチ対応だ

強羅駅周辺の土産物店や飲食店で、電子マネー対応店は見つけられなかった

 20分ほど経過すると、定刻通り御殿場プレミアム・アウトレット行きのバスが到着。車体にはPASMOロゴやSuicaロゴが貼られており、交通系ICカードで乗車できることがひと目でわかるようになっていた。これを見てひと安心。

 御殿場プレミアム・アウトレット行きのバスは運賃後払い方式のため、まず乗車時に「乗車リーダー」という読み取り機にスマホをタッチ。そして、下車時に運賃機の読取り部にスマホをタッチすれば、乗車区間の料金が自動精算される。もちろん、今回の乗車でもこの手順で全く問題なく乗車から精算まで行えた。このバスは、箱根地域に点在する多くの美術館を経由するのと、当日は乗車客が多かったこともあって多少時間がかかったが、午後1時30分過ぎに御殿場プレミアム・アウトレットに到着した。

御殿場プレミアム・アウトレット行きのバスが到着

PASMOロゴが貼られており、ひと安心

料金後払いなので、乗車時には乗車リーダーにスマホをタッチ

下車時には運賃機の読取り部にタッチすると、料金が精算される

1時間ほどで御殿場プレミアム・アウトレットに到着した

●次回予告

 無事、御殿場プレミアム・アウトレットに到着した沼津NFC検証隊。ホッとひと息……と思ったところやはりそこでもひと苦労。果たして、無事目的は達成できるのか? 後編につづく!!

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