週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Surface史上最もパワフルな“持ち運べるデスクトップ”

Surface Bookついに発売! 特徴をあらためてチェック

2016年02月05日 09時00分更新

米国では2015年10月に発売した「Surface Book」が、ついに日本上陸だ

 日本マイクロソフトが2月4日から国内で販売を開始した「Surface Book」。米国では2015年10月の発売後、しばらく品薄状態が続いた人気機種だ。米国発表の際には、当サイトでも実機のレポートをいち早く掲載した。約半年遅れての国内発売とあって、待ちわびていたファンも多かったことだろう。

 Surface Bookは「Surface Pro 4」などと同じく「Surface」を冠する製品だが、見た目からして従来のSurfaceとは異なる。日本でSurface Bookが正式に登場したこともあり、改めてその特徴をチェックしてみたい。

Surface Book

Surface Pro 4

“持ち運べるデスクトップ”を目指した GPU搭載2 in 1

 これまでのSurfaceが「(ノートPCとしても使える)タブレットPC」だとすれば、Surface Bookは「(タブレットPCとしても使える着脱式の)ノートPC」だ。Surface Pro 4のタイプカバー(キーボード)は別売だが、Surface Bookにはあらかじめキーボードドックが付属する。

キーストローク1.6mm、キーピッチ19mm(実測)とフルサイズキーボード並み

 このキーボードドックの内部に、GeForceベースのGPUを搭載しているのが特徴だ(下位モデルを除く)。またSurface Bookのバッテリー駆動時間は「動画再生 最大12時間」だが、これもキーボードドックに接続した場合。日本マイクロソフトはSurface Bookを「どのようなタスクにも対応する性能を備えた究極の一台」と表現しているが、その機能をフル活用するためにはキーボードを接続させる必要がある。

 つまりSurface Bookはクリエイター、ハイアマチュア、CAD設計などに向くGPU搭載のノートPCであり、「(機能は限られるが)時々はタブレットとしても利用したい」と考えるユーザーにとって最適なPCというわけだ。

キーボードドック内蔵のGPUとバッテリーの駆動は、ソフトウェア上の操作でオフにできる。また、アプリごとにGPUを有効/無効にする設定も可能だ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります