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野外フェスや行列で役立ちそう

立つよりラク、座るより気楽? 折りたたみイス「Vチェア」

2016年02月04日 12時21分更新

こういう感じになる

 小型のイスの弱点は、座ると目線が下がることにある。

 たとえば野外フェスのことを考えてみる。スタンディングの場合、大勢の観客の中ではアウトドア用のチェアを置くスペースが確保できない。かといって、地面に座りこんだり、小さな折りたたみイスを使ったりすると、ステージが見えなくなる。

 つまり「コンパクトで、目線も下がらず、立っているよりはラク」な折りたたみイスがあればいいということになる。そんなものがあるのだろうか。

 ビーズが同社のアウトドア用品ブランド「DOPPELGANGER OUTDOOR」から発売する、スタンディングチェア「Vチェア」はそれに近いかもしれない。価格は6480円。

二等辺三角形の形状で、座る人の体重を支える

 立った状態で、2本の杖の間にあるベルトにもたれかかるスタイルの椅子。V字の支柱の間に張られたハンモックシートで包み込まれるような座り心地を実現しているという。支点部分には滑り止め付きのラバー製の球体を採用しており、リズムに乗って前後左右に揺れても問題ないのだとか。

先端はラバーボールになっていて、360度グリップが利くという

立っている状態と目線があまり変わらない

 普通のイスと比べると、座っているというよりはもたれかかっている感じに見えるのが特徴だろう。たとえばイベントの会場で行列するときなど、立っているのはしんどいが、さすがにイスを展開するのは気が引ける……という状態でも活躍するかもしれない。

 高さは3段階に調節でき、身長140cm以上の人に対応。耐荷重は80kg。使用しないときには小さくして付属のキャリーバッグに入れて持ち運べる。サイズは展開時がおよそ幅550×奥行き80×高さ730/800/850mm、収納時がおよそ幅70×奥行き80×長さ440mm。重量はおよそ629g。

折りたためばおよそ44cmの長さになる

 ちなみに言うまでもないことだが、野外フェスに限らず、なにごとにも会場でのルールがある。Vチェアを使用する際は、マナーを守ってみんなで楽しもう。

コジマ

1986年生まれ。オールドルーキーとして、生来の不器用さと異常なほどの心配性を周りからツッコまれつつ、取材や原稿などと格闘している。

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