「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。
『Clipstro』はスマホで動画を撮るだけで、スポーツ番組の解説で使われるような“コマ撮り”動画が簡単につくれるiPhone向けのカメラアプリ、価格は480円。静岡県浜松市のベンチャー企業SPLYZAが開発、販売している。アプリで撮影するだけで、体操やフィギュアスケート、陸上競技などの残像モーションの動画を自動で生成できる。
たとえばわかりやすいのが走り幅跳びなど、走りと飛ぶ軌跡がくっきりとしたモーションで残される。残像感覚や残像数、検出数などはスポーツによって最適な数値を選び、撮影動画が自動で残像動画に変換される。
動画はフォームのチェックなど、アマチュアではなかなか利用できない、上達のための分析を手軽に行なうことが可能だ。アプリでは大きく動いている部分を抽出して、残像処理しているためできるだけカメラの向きを動かさず、明るい場所で特徴のある背景での撮影を推奨している。
撮影動画はFacebookなどソーシャルでシェアが可能、スポーツだけでなくオモシロ動画などの撮影にも利用できそうだ。このほか、スウィングなど動きの速いゴルフや野球向けに専用の姉妹アプリ『Clipstro Golf』(360円)も登場している。
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Clipstro
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