みなさん、こんばんは。ASCII(週刊アスキー+ASCII.jp)編集部の吉田ヒロでございます。国内外のApple噂系サイトで1月24日から1月30日までに出回った内容をまとめました。4インチの新モデルとして登場が噂されているiPhone 5seですが、最新の噂によると型落ちブラッシュアップモデルでなく、最新鋭モデルとなるようです。これまではプロセッサーは1世代前のApple A8と言われていましたが、どうやら最新のApple A9となる見込みです。
デザインについても、iPhone 5シリーズがベースになるものの、電源ボタンの位置はiPhone 6シリーズと同様の側面配置となるほか、液晶保護ガラスのエッジ部分も曲面になるそうです。カメラは800万画素でiPhone 6sシリーズには及びませんが、ハードウェア仕様、デザインとも5と6のいいとこ取りといった感じでしょうか。
本当に最新のApple A9チップを搭載してきたら、かなり面白い展開になるのではないかと思います。Apple A8であれば「どーせ、型落ち」感がありますが、Apple A9なら「4インチの最強iPhone」として注目度が俄然高まります。羊の皮を被った狼のような端末はマニア心をくすぐりますね。
そのほかの注目としては、4K液晶と4GBメモリーを搭載するかもしれないiPad Air 3とATMでのNFC対応でしょうか。iPad Air 3については、iPadシリーズの世界的な需要減に立ち向かう必要があるので、せめてApple Pencilに対応させないと訴求力は弱いと思われます。ATMのNFC対応については、キャッシュカードの代わりにNFC端末を利用できるというもので、NFCをベースにしたApple Payが使えるiPhone、Android Payが使えるAndroid端末の利用が考えられているようです。
1/25 iPhone 5seは5と6のキメラデザイン?
9 to 5 Macによると、噂されている4インチの新型iPhoneである、iPhone 5seの実機写真が流出しているとのこと。サイズ感はiPhone 5シリーズを踏襲しているものの、電源ボタンの位置がiPhone 6シリーズと同様に側面に移動しているほか、ディスプレーの縁がカーブしているなどの違いがあります。本物かどうかは不明です。
1/25 MacBookシリーズの新モデルはWWDCまでに登場か?
Apple Insiderによると、MacBookシリーズの新モデルは6月までにリリースされるとのこと。台湾KGI証券のミン・チー・クー氏のレポートです。搭載するプロセッサーは、米インテル社製の第6世代Core iシリーズであるSkylakeになることは順当のようですが、PCが売れなくなっているうえ、プロセッサーの性能も頭打ち感あるので、ハードウェアスペックは正直どーでもいいですね。要は、デザインが変わるのか、カラバリが増えるのかが気になるポイントかと。
1/25 フォックスコンのiPhone工場で火事
ロイターによると、台湾フォックスコン社の中国鄭州にある工場で火災が発生していたとのこと。この工場にはiPhoneの組み立てラインがあるそうですが、火事自体は屋根が焼けた程度で死者などは出なかったそうです。現在、iPhoneは供給過多になっているので、仮にこの火事で操業が数日止まっていても、市場に与える影響は少ないと思われます。
1/25 iPhone 5seはApple A9搭載!羊皮狼モデルに
9 to 5 Macによると、4インチの新型iPhoneと噂されているiPhone 5seは、プロセッサーに現行最新のApple A9を搭載するとのこと。これまでの噂では1世代前のApple A8という見方が大勢でしたが、これが事実だとしたらiPhone 5seは羊の皮を被った狼ということになりますね。型落ち感もないので人気が出そうな予感。
1/26 マイクロソフト謹製のiOS用キーボードアプリは片手入力が可能
The Vergeによると、米マイクロソフト社がベータテスト中のiOS用のキーボード(文字入力)アプリでは、アルファベットの片手入力が可能になっているそうです。具体的には、キーボードが右下から扇形に開くレイアウトで、片手でもすべてのキーに指が届くようになっています。すでにフリック入力によって英語も日本語も片手操作が可能ですが、QWERTYキーボードに慣れ親しんでいるユーザーにとっては、こっちのほうが使いやすいかも。
1/26 iPhone 5seの価格は6万円台か
M.I.C Gagdetによると、4インチの新型iPhoneと噂されているiPhone 5seの価格は、米国で549ドル(約6万7000円)になるそうです。2年縛りだと99ドル(約1万2000円)とのこと。ハードウェア仕様は、iPhone 6シリーズがベースです。
1/27 Appleの曲面イメージセンサーの特許が公開される
Apple Insiderによると、Appleが2013年に米国特許商標局申請した特許情報が公開されたとのこと。特許の内容は、コンタクトレンズような半球状のイメージセンサー。これにより、より高解像度の画像を撮影可能になるほか、カメラモジュールの小型化にも貢献するようです。特に小型化というのはAppleの大好物ですので、iPhone 7シリーズあたりに採用される可能性がありますね。
1/27 第2世代のApple Watchは4~6月に量産されWWDCで発表か
EMSOneよると、第2世代のApple Watchは4~6月に量産が始まるそうです。発表は例年6月中旬に開催されるWWDCになるようです。
1/28 4インチのiPhone 5seは新興国向けに今春発売
日本経済新聞によると、4インチの新型iPhoneが今春に新興国を中心にリリースされるそうです。ハードウェア仕様は1世代前のモデルであるiPhone 6シリーズがベースになるそうです。2013年の9月にリリースされたiPhone 5cも当初は新興国向けと言われましたが結局は日本や米国でも購入できましたので、iPhone 5seも同様の流れになるかと。
1/28 3月のスペシャルイベントでiPhone 5seやiPad Air 3が登場
9 to 5 Macによると、Appleが3月中旬にスペシャルイベントを開催し、4インチのiPhone 5seとiPad Air 3を発表するそうです。そのほか、Apple Watchの新バンドも登場するとのこと。iPad Air 3は、4基のスピーカー搭載や背面カメラ付近にLEDフラッシュが備わるそうです。Apple Watchの新バンドについては、一時期誤って公開されていたミラネーゼループのスペースブラックモデルなどが加わるようです。
1/28 iPhone 7 Plusはソニーのデュアルレンズを搭載
Apple Insiderによると、2016年に登場すると見られるiPhone 7シリーズのうち、5.5インチのiPhone 7 Plusには、ソニー(株)製のデュアルレンズカメラが内蔵されるようです。具体的には、1200万画素のカメラを2基搭載し、一方は広角と光学式手ブレ補正を、もう一方は3倍程度の光学ズームレンズを搭載するそうです。現在、iPhoneにおけるPlusモデルの優位性は、画面サイズの大きさと光学式手ブレ補正機能を搭載するのみで、特に後者のメリットは購入時にはなかなかコンシューマーにアピールしにくいポイントでした。iPhone 7 Plusで見た目が差異がわかるデュアルレンズとなれば、多くのユーザーの目をPlusモデルに引きつけることができるかもしれません。
1/28 iPad Air 3は4K液晶と4GBメモリーを搭載
DigiTimesによると、3月に発表されるとみられるiPad Air 3は、4K解像度の液晶パネルと4GBの内蔵メモリーを備えるとのこと。また、バッテリー駆動時間も改良されるようです。3D Touchの搭載は見送られるようです。現在、iPadシリーズは出荷台数が年々減少しているので、ハードウェア構成の強化ぐらいではユーザーの注目は集まらないと思います。iPad Proにとっては大打撃となりますが、iPad Air 3がApple Pencil対応ぐらいしないとインパクトは薄いですね。もちろんAppleは検討していると思いますが、もし4Kと4GB、そしてプロセッサーの刷新ぐらいでリリースするなら、出荷台数の減少に歯止めはかからないかも。
1/29 iPhoneの2017年モデルではワイヤレス充電が可能に
ブルームバーグによると、順当にネーミングされたとしたら2017年にリリースされると見られる新iPhoneのiPhone 7sで、ワイヤレス充電がサポートされるとのこと。2016年にリリースされるiPhone 7ではヘッドホンジャックが廃止されてLightningに一本化という噂もあるので、ヘッドホンで音楽を聞きながら充電というスタイルには必須ですね。Androidに比べると遅すぎ感がありますが、既存のワイヤレス充電技術ではなく別の方法を考えているようなので、期待大ですね。
1/29 4インチの新型iPhoneはiPhone 5sよりスリムで3D Touch非搭載!?
M.I.C Gadgetによると、噂されている4インチのiPhoneであるiPhone 5seは3D Touchを搭載しないとのこと。また、厚みは6.9mmとなり、デザインベースであるiPhone 5シリーズ(iPhone 5sの厚さは7.6mm)より薄くなるそうです。iPhone 5seはメインストリームのモデルではないのと、新興国市場を狙っているので、3D Touch非搭載はコストダウンのためにも頷けますが、予想以上にヒットしたら3D Touchの存在感が薄れる気がします。そもそも、それほど重要ではないのは確かですが。
1/29 iPhone 7 Plusはカメラ機能が異なる2モデルに
EMSOneによると、2016年にリリースされると見られるiPhone 7シリーズのうち、5.5インチの液晶パネルを搭載するPlusには、背面のiSightカメラがシングルとデュアルの2モデルが用意されるそうです。デュアルレンズのほうが、スペシャルエディションという位置付けなのかも。台湾KGI証券のミン・チー・クー氏のリポートです。
1/29 ペガトロンが千葉に修理センターを開設
EMSOneによると、iPhoneの組み立てで知られる台湾ペガトロン社が、千葉県に修理センターを開設するそうです。日本国内の修理拠点になるのかも。
1/30 Apple TVのNetflix化に向けて協議中
「気になる、記になる…」経由、The Streetによると、Appleはオリジナルの映像コンテンツをiTunesで配信するために、TVプロデューサーやハリウッドの映画スタジオと協議しているそうです。HuluやNetflix、TSUTAYA TV、dTVなどの映像配信サービスがありますが、映画がテレビドラマのラインアップについては大差はありません。Netflixはオリジナルドラマの製作などで注目集めているので、Appleもその方向で強化していきたいんでしょうね。日本国内での動画配信サービスは、007の全シリーズが追加料金なしで見られるAmazon Prime Videoの方向性が個人的には有望だと思うのですが、動画配信以外のインフラを持っていない各社が導入するのは難しいですね。そこを唯一真似できるのはAppleだけかと。
1/30 Apple社内にVR極秘チームが結成されている
Financial Timesによると、Apple社内にバーチャルリアリティー(VR)関連の開発を担うチームが存在しているそうです。チームといっても数百人規模の大所帯で、VRヘッドセットの開発などを担当しているようです。VRはエロ系やマニアゲーム系である程度の技術革新が進む流れかと思いましたが、エロを遮断しているAppleがコンテンツを含めてどのように魅力を高めていくのか注目です。
1/31 iPad Air 3用と見られるケースが登場
Nowhereelseが、3月に登場するとみられるiPad Air 3用のケース画像を公開しています。このケースには、4基のスピーカー用に四隅に穴が空いているほか、背面のiSightカメラ用のLEDフラッシュの穴もあるとのこと。さらに、iPad Proで採用されたキーボード用端子、Smart Connector用と見られる穴もあるそうです。
1/31 銀行ATMでApple Payが利用可能に?
The Charlotte Observerによると、バンク・オブ・アメリカがキャッシュカードの代わりにNFCを利用してた預金を引き出せるATMを開発中で、2月中にも実証実験を開始するそうです。有力なNFC端末といえば、Apple Payが使えるiPhoneと、Android Payが使えるAndroid端末ですね。カードレスになれば便利なんですが、現在でも暗証番号の代わりに使える生体認証を進化させて、指先や手のひら、虹彩(目)だけで預金が引き出せるようになったほうが便利かも。切り取られた指た手首では絶対に反応しない仕組みを用意すれば、セキュリティーも命の危険も保てると思いますし、サイフをなくしても迷子になってもなんとかなります。
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