国内発売が発表されたカメラ特化型SIMフリースマホのASUS「ZenFone Zoom」。光学3倍ズーム&光学手ぶれ補正を搭載してる点が最大の特長だ。さらに「ZenFone 2」を上回る性能のCPUを搭載したモデルも用意されている。発表会での写真を中心に見ていこう。
背面カバーに本革を用いたモデルが用意される
まずリリースされたのは4モデル。ストレージは32/64/128GBの3タイプで、32GBと64GBにはプラスチックの背面カバー(スタンダードブラック/ホワイト)、64GBと128GBには本革カバー(プレミアムレザーブラック/ホワイト)が用意される。さらに128GBモデルのみは、CPUが上位のインテル製Atom Z3590 2.5GHzとなる(32/64GBモデルはAtom Z3580 2.33GHz)。
2.5GHz動作のAtomはZenFone 2にも用意されていないので、これがZenFoneシリーズの最速モデルと言える。価格は128GBモデルが7万4304円、64GBモデル(本革)が6万4584円、64GBモデル(プラスチック)が6万264円、32GBモデルが5万3784円。性能相応とはいえ、なかなかの価格帯ではある。
そのほかのスペックは、ディスプレーはZenFone 2と同じフルHD解像度の5.5型IPS液晶、4GBメモリー、3000mAhバッテリー、Android 5.0など。LTEの対応周波数も多く、TD-LTE(バンド41)も利用可能だ。
注目のカメラだが、リアの画素数は1300万画素。3倍ズームといっても、一般的なコンパクトデジカメのようにレンズが前後に飛び出すようなことはなく、一体型の機構になっている。このレンズユニットはHOYA製で、またタッチ&トライ会場ではパナソニック製センサーが使われているという表示があった。なお、インカメラは500万画素。
また本革カバーについては、サラッとした手触りになっていて感触的には大変良好。ただせっかくの本革だけに黒と白の2色より、もう少し印象的なカラバリが欲しかったというのが正直なところ。なお、本体サイズは横幅が約78.84mmとZenFone 2(約77.2mm)と比べてもさらに若干大きい。背面は丸みを帯びているので、持ちやすさ的には問題はないが、大型スマホであるのは確か。なお、海外端末には珍しく、ストラップホールが用意されている。
発売は2月5日から順次を予定している。
ASUS「ZenFone Zoom」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約78.84×158.9×5~11.95mm |
重量 | 約185g |
CPU | Atom Z3590 2.5GHz(128GB) Atom Z3580 2.33GHz(32/64GB) (クアッドコア) |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 32/64/128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
対応ネットワーク | FD-LTE:1/2/3/5/7/8/9/18/19/28 TD-LTE:バンド38/39/40/41 W-CDMA:バンド1/2/5/6/8/19 4バンドGSM |
OS | Android 5.0 |
カメラ画素数 | リア:1300万画素/イン:500万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
SIM形状 | microSIM |
カラバリ | プレミアムレザーブラック、プレミアムレザーホワイト、ブラック、ホワイト |
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