バッテリー自慢のSIMフリースマートフォン、ASUS「ZenFone Max」(税抜2万7800円)が間もなく発売される。ヘタなタブレットよりも大容量な5000mAhバッテリーを搭載し、3Gでの待受時間では1ヵ月以上であることをアピールしている。今回いち早く実機を借りることができたので、まずは写真中心にお届けする。
スマートフォンとしての主なスペックは、5.5型液晶(720×1280ドット)、クアッドコアのSnapdragon 410 1.2GHz、2GBメモリー、16GBストレージなど。典型的なミドルクラスのスペックだが、画面解像度がHDということもあり、動作はサクサク。ヘビーなゲームのプレイなどでなければ、不満はないだろう。カメラもリア13メガ、イン5メガでレーザーAFも搭載しているなど、ZenFoneシリーズではおなじみの内容となっている。
ZenFoneシリーズらしく、対応周波数も多め。LTEは1/3/5/6/8/9/18/19/28。ドコモMVNOのSIMとも相性が良い。さらにデュアルSIM仕様なので、海外で特に強味を発揮する。
一方で、大容量バッテリーを搭載する分、端末がデカいんでしょ? と想像する人も多いはず。5.5型の画面サイズに加え、厚さ10.55mm、約202gという数値だけにイマドキの薄型軽量端末との差は正直感じる。ただ、持ちやすさという点では、背面の両端が丸みを帯びており、最薄部が5.2mmに抑えられているので違和感はない。
また便利なのは本機をモバイルバッテリー代わりにできる「リバースチャージ機能」だ。通常のUSB端子に変換するケーブルも製品に同梱されている。
大容量バッテリーという大変特徴的な要素がありつつ、約3万円という価格もうれしい点。メインのスマホとしてはもちろん、2台目のスマホとして持つのもありだろう。個人的にはカメラ、マップと、普段よりずっとヘビーに活用する旅行時のスマホとして持ちたい1台と感じた。
ASUS「ZenFone Max(ZC550KL)」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 77.5×156×5.2~10.55mm |
重量 | 約202g |
CPU | Snapdragon 410 1.2GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部メモリー | microSDXC(最大128GB) |
対応ネットワーク | LTE:1/3/5/6/8/9/18/19/28 W-CDMA:1/2/5/6/8/19 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:5メガ |
バッテリー容量 | 5000mAh |
SIM形状 | microSIM×2 |
カラバリ | ブラック、ホワイト |
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