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「格安SIM」の契約方法と料金プラン選びのポイントを徹底解説

2016年02月02日 11時00分更新

格安SIMの契約は1台で使うなら通話対応
2台持ちならデータ専用がオススメ
ただしSMS機能付きにしておこう

 格安SIMを契約する場合、大きく分けてデータ専用と通話対応の2つがある。基本的にデータ専用のプランのほうが料金は安く、さらに契約期間も設定されていないケースが多いので、大手キャリアのフィーチャーフォンと2台持ちしたいといった使い方なら、データ専用でも問題ないだろう。ただし、1台で通常の通話も使いたいという場合は、通話対応のプランを選ぼう。

通話対応プランのほうが基本料金は高くなる

 データ専用プランでも、「050 Plus」などのインターネット接続を使ったIP電話が利用できる。通話料金も通話対応プランより安いのでオトクだ。IP電話なら「050」から始まる電話番号が利用できるので、普通のケータイ電話や固定電話からの着信も受けられる。2台持ちしたいけど、2台目で通話も使いたい場合はIP電話を活用しよう。

通話料金

  基本料金 通話料金
ドコモ 2916円 無料
みおふぉん 756円 22円/30秒
050 Plus 324円 17円/分

 ちなみに、データ専用SIMでもSMS機能付きとSMS機能なしの2種類が用意されていたり、オプションとしてSMS機能が用意されているプランがある。SMS機能付きのほうが料金は高くなるケースがほとんどだが、筆者としては2つの理由からSMS機能付きをオススメしたい。

IIJmioの公式サイトでもSMS付きのほうが安定して使えると解説している

 ひとつめは、基地局とスマホの通信時にSMSのシステムを利用する場合があり、SMS機能付きのほうが電波受信状態は安定する端末が多いためだ。また、電波受信状態を表示する「アンテナピクト」もSMS機能がないと表示されない端末や、バッテリーの消費も激しくなるといった端末もある。

 もうひとつは、SMSを認証として使うサービスが意外と多いため。たとえば、LINEを登録する際には、電話番号を入力してSMSで送られてくる番号を入力する手順がある。また、クラウドサービスや銀行などのログインサービスに、SMSを使った2段階認証を採用している場合もある。

 SMS機能がないと、こういったサービスが使いにくくなる。SMS機能はオプションだと100円から150円前後と、通話プランの基本料金よりは高くないのもポイントだ。

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