エスケイネットは1月27日、15.6型4K(3840×2160ドット)解像度液晶ディスプレー「SK-4KM156」を発表した。3月中旬~下旬発売予定で、予想実売価格は16万円前後。
「SK-4KM156」の想定用途はプロカメラマンの4K撮影映像の確認やデジタルサイネージなど。屋外への持ち出しを考慮して本体は薄く、別売りのVESA Vマウントプレート(予想価格3~4万円前後)を背面に装着することで、Vマウントバッテリーで動作させることが可能。駆動時間は容量73Whの「IDX CUEーD75」使用時で約6時間動作するとのこと。
スタンドなしで約1kgという軽量さも魅力で、本体のスタンドを外して固定できるフード付きの専用バッグ(3月下旬発売予定、予想実売価格3万円台)の発売も予定している。
国内メーカー製IGZO IPS液晶パネルの視野角は上下左右176度。輝度は330カンデラでコントラスト比は1000:1。映像入力はHDMI2.0×1で、4K放送視聴やUltra HDブルーレイ再生に対応する“HDCP2.2”に対応。4Kチューナーやプレーヤーを接続して4Kコンテンツを楽しめる。最大入力応答解像度は3840×2160ドット(60p、NTSC)。なお、フルHD解像度などの入力映像はディスプレー側で4K解像度にアップコンバートして表示される。
エスケイネットによると、HD-SDI出力は価格面を考えて非搭載搭載とのこと。また、屋外撮影用途にはスピーカーは不要だが、サイネージ用途のために搭載したとしている。なお、色温度調整に関してはプリセットの6500K、9300KのほかはRGB成分値の数値変更のみ。
あわせて、「SK-4KM156」をサイネージとして利用する際に便利な4K対応セットトップボックス「SK-DSPS4K」も発表された。3月下旬発売予定で、予想実売価格は7~8万円程度とのこと。OSはAndroid 4.2.2でCPUはクアッドコアのARM系プロセッサー(1.8Hz)。メモリー1GB、ストレージ32GBでmicroCDカード(最大32GB)スロットも搭載。ビットレート100Mbpsまでの4K動画の再生に対応する。
既存の4Kディスプレーはパネルサイズが大きく、設置面積の関係で自室に置けなかったユーザーや、複数の4Kディスプレーをアーム設置で運用したいといったパワーユーザー向けにも人気が出そうだ。
「SK-4KM156」の主なスペック | |
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メーカー | エスケイネット |
ディスプレー | 15.6型IGZO液晶 |
画面解像度 | 3840×2160ドット |
視野角 | 上下176度、左右176度 |
輝度 | 330カンデラ |
コントラスト比 | 1000:1 |
応答速度 | 25ms (黒>白>黒) |
映像音声入力 | HDMI2.0×1 |
著作権保護 | HDCP2.2 |
音声出力 | 2.5W×2(スピーカー) イヤホン端子(ステレオミニ) |
入力対応解像度(NTSC) | 480(60p)、720(60p)、1080(24/60p) 1080(60i/p)、4K(23.98/24p)、4K(29.97/30p) 4K(59.97/60p) |
入力対応解像度(PAL) | 576(50i/p)、720(50p)、1080(25p) 1080(50i/p)、4K(25p)、4K(50p) |
電源 | DC 12V (ACアダプター+バッテリー用入力) |
消費電力 | 約10W |
サイズ力 | 378×32×280mm(スタンドなし) |
重量 | 約1kg(スタンドなし) |
金具取付 | VESA 100×100mm |
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