週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

エスケイネット、カメラマンに最適な15.6型4K液晶「SK-4KM156」を3月に発売

2016年01月27日 17時00分更新

 エスケイネットは1月27日、15.6型4K(3840×2160ドット)解像度液晶ディスプレー「SK-4KM156」を発表した。3月中旬~下旬発売予定で、予想実売価格は16万円前後。

15.6型4Kディスプレー「SK-4KM156」

映像入力はHDMI2.0×1で、右に見えるUSB端子はファームウェアアップデート用。背面には100×100mmのVESAマウントを用意

 「SK-4KM156」の想定用途はプロカメラマンの4K撮影映像の確認やデジタルサイネージなど。屋外への持ち出しを考慮して本体は薄く、別売りのVESA Vマウントプレート(予想価格3~4万円前後)を背面に装着することで、Vマウントバッテリーで動作させることが可能。駆動時間は容量73Whの「IDX CUEーD75」使用時で約6時間動作するとのこと。

オプションのVESAマウントプレートを装着することで、市販のVマウントバッテリーを利用可能

 スタンドなしで約1kgという軽量さも魅力で、本体のスタンドを外して固定できるフード付きの専用バッグ(3月下旬発売予定、予想実売価格3万円台)の発売も予定している。

電源ボタンや設定スイッチは右側面にタテに配置される

 国内メーカー製IGZO IPS液晶パネルの視野角は上下左右176度。輝度は330カンデラでコントラスト比は1000:1。映像入力はHDMI2.0×1で、4K放送視聴やUltra HDブルーレイ再生に対応する“HDCP2.2”に対応。4Kチューナーやプレーヤーを接続して4Kコンテンツを楽しめる。最大入力応答解像度は3840×2160ドット(60p、NTSC)。なお、フルHD解像度などの入力映像はディスプレー側で4K解像度にアップコンバートして表示される。

色温度設定はプリセット2つとRGBの各数値変更のみ

 エスケイネットによると、HD-SDI出力は価格面を考えて非搭載搭載とのこと。また、屋外撮影用途にはスピーカーは不要だが、サイネージ用途のために搭載したとしている。なお、色温度調整に関してはプリセットの6500K、9300KのほかはRGB成分値の数値変更のみ。

 あわせて、「SK-4KM156」をサイネージとして利用する際に便利な4K対応セットトップボックス「SK-DSPS4K」も発表された。3月下旬発売予定で、予想実売価格は7~8万円程度とのこと。OSはAndroid 4.2.2でCPUはクアッドコアのARM系プロセッサー(1.8Hz)。メモリー1GB、ストレージ32GBでmicroCDカード(最大32GB)スロットも搭載。ビットレート100Mbpsまでの4K動画の再生に対応する。

Android搭載の4K対応セットトップボックス「SK-DSP4K」

 既存の4Kディスプレーはパネルサイズが大きく、設置面積の関係で自室に置けなかったユーザーや、複数の4Kディスプレーをアーム設置で運用したいといったパワーユーザー向けにも人気が出そうだ。

「SK-4KM156」の主なスペック
メーカー エスケイネット
ディスプレー 15.6型IGZO液晶
画面解像度 3840×2160ドット
視野角 上下176度、左右176度
輝度 330カンデラ
コントラスト比 1000:1
応答速度 25ms
(黒>白>黒)
映像音声入力 HDMI2.0×1
著作権保護 HDCP2.2
音声出力 2.5W×2(スピーカー)
イヤホン端子(ステレオミニ)
入力対応解像度(NTSC) 480(60p)、720(60p)、1080(24/60p)
1080(60i/p)、4K(23.98/24p)、4K(29.97/30p)
4K(59.97/60p)
入力対応解像度(PAL) 576(50i/p)、720(50p)、1080(25p)
1080(50i/p)、4K(25p)、4K(50p)
電源 DC 12V
(ACアダプター+バッテリー用入力)
消費電力 約10W
サイズ力 378×32×280mm(スタンドなし)
重量 約1kg(スタンドなし)
金具取付 VESA 100×100mm

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります