スープには大間産マグロの中骨を使用
スープは、大間産の中骨をオーブンで焼いて余分な脂を落としてから使用した、マグロ出汁スープ。希少部位である脳天も最後の仕上げで使っています。
マグロ出汁のスープは、さらっとして上品な中にもマグロの旨みがつまっていて、最後まで飲み切りたくなる魅惑の味。動物性である鴨の脂の隠し味が、後をひく中毒性のある旨みを加えているということ。
マグロは、出汁として使おうとすると実はかなりクセがあるパワフルな味わい。あっさりとした上品な具合に仕上げるのにずいぶん試行錯誤したんですって!
麺は全粉粉入りのストレート細麺。驚くべきことに、麺と一緒に麺のようなネギがさりげなく入っています。
千寿葱を麺と同じくらいの太さと長さできった“葱麺”が麺と一緒に混ぜ込まれ茹でられているので、麺に食感とさっぱりした刺激を加えてくれます。
葱麺なんて、きいたことないですよね。
「ネギ間」がびっくりするくらいおいしい
葱鮪ラーメンは、マグロだけではなくネギも主役。千寿葱の中にマグロが入った「ネギ間」もびっくりする程おいしいです。ネギの中心に詰まっているのは、中トロとネギを合わせたもの。
マグロのこってりした旨さと、ネギのしゃきしゃきした食感と甘さで、一品料理としてもオーダーできればいいなと思いました。間違いなくお酒に合います!
直接ネギに火があたらないようにしてフライパンで蒸し焼きにしたネギ間。おいしいネギは火を通しすぎなくてもおいしく食べられるので、あえてほどよく食感を残しているところがこだわりです。
メンマのかわりの山芋の山葵漬けは、ツンとした辛さがさわやかで、マグロにとても合いました。
本マグロを生かすために考え込まれた1杯
葱鮪ラーメンは、単にラーメンに本マグロを乗せただけではなくて、本マグロのおいしさを引き出すために工夫が凝らされた、上品な1杯でした。
マグロの出汁がベースであっさりしているため、胃にも優しく、ふだんはラーメンを食べない女性や高齢の世代の方にも、評判が良さそうです。
1月21日(木)~24日(日)麺屋武蔵 新宿総本店にて1日10杯限定で提供。調理オペレーションも大変でなかなかできない1杯ということなので、ラーメン好きの人は注目あれ。
金乃武蔵第1弾「葱鮪らー麺」
・価格:2160円
・店舗:麺屋武蔵 新宿総本店
・期間:1月21日(木)~24日(日)
※各日10杯限定
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります