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ふだんの集まりに企業から製品や支援金が提供される

ダイレクトマーケに革命 企業が直接、コミュニティーにPRできるサービス『ナヲナス』

2016年01月08日 20時00分更新

コミュニティー運営に必要な要素

 ナヲナスの運営では、“コミュニティーを集めること”と“企業のニーズとマッチングさせること”が重要なポイントだ。ビール女子でのコミュニティー運営経験から、コミュニティーの課題を理解でき、コミュニティー形成に至った動機を分類することができるため、それぞれのターゲットとなるコミュニティーに最適なアプローチを行ない、ナヲナス上に集められる。

 一方の販売では、これまでビールに関連した協賛イベントを多数行なっているために、食品や飲料メーカーとのパイプがあり、ナヲナスでの最初のマッチング事例にもつながっている。

 また、八木氏個人の経歴も大きい。新卒で大手企業に就職し、3年半ほど中小企業へのいわゆる“飛び込み営業”を行なっていた経験があるため、企業が抱えるニーズを熟知している。そのため、企業がすでに認識しているニーズだけでなく、まだ気づいていないニーズについても解決法を提案するかたちで営業活動を行なえることが強みになっている。

「サービスの基礎になるのは営業ですし、我々の強みはそれがしっかりできることです。今後も法人営業についてはガッツリと行なっていきたいと思います」(八木氏)

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