Sansanは1月5日、個人向け名刺管理アプリ「Eight」をリニューアルし、新たに個人プロフィールページを搭載した。ビジネスコミュニケーションがよりしやすくなるとしている。
Eightは、ユーザーがスマートフォンやスキャナで撮影した名刺をオペレータが人力で正確にデータ化する名刺管理アプリ。クラウド上に保存されたデータはスマホやパソコンから参照可能で、常に全ての名刺情報を持ち歩ける。ソーシャルの仕組みも備え、Eight上で名刺を介してユーザー同士がつながると、相手の連絡先が常に最新の状態に更新されるのが特徴だ。
新版では、新たにプロフィールページとPC版フィード機能を搭載した。Eightに詳細なプロフィールを登録し、名刺には記載しきれない情報を補足できる。また、名刺交換した相手のプロフィールページを見れば詳しい情報が得られるため、よりビジネスコミュニケーションが活性化される。
プロフィール・ページに登録できる項目は、名刺情報の基本項目(会社名、部署、メールアドレス、電話番号、住所)に加えて、仕事内容やキャリアサマリ―、職歴、生年月日、性別、Facebookへのリンク。項目ごとに「一般ユーザー」「Eightユーザー」「つながっているユーザー」と公開範囲を細かく設定できる。プロフィールのURLをメールの署名などに入れれば、オンライン名刺としても利用可能だ。
将来的には、プロフィールページにスキルなどの項目を追加し、さらなるコミュニケーションの促進を目指すという。例えば、必要なスキルをEight内で検索してビジネスパートナーを探す/仕事を受注するというように、Eightに名刺を登録することが、ビジネスをつなげるような世界を目指してく。
加えて、2015年7月に先行してスマホアプリに実装していた「フィード」をPC版にも搭載した。今後は、BLE(Bluetooth Low Energy)を利用して名刺を端末上で交換できる機能も開発する予定。
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