ごきげんよう、ナベコでございます。
もうすぐクリスマス。そこで、
「人生史上、最低最悪のクリスマスは?」
このコラムのネタにしたく、タイトルどおりのテーマで編集部のあっちの人こっちの人にきいて回っていたんです。
みんなのクリスマスの傷をえぐって回りましたが…
ですが、期待外れにおもしろいエピソードは引き出せず。
「クリスマスは毎年、年末進行でがっつり入稿かぶっているからなー。ないのが当たり前になっている」
「クリスマスというのを忘れてずっと寝てた」
とか、強がりなんだかナチュラルなんだかわからない、広がりようのない話をきかされるなどで(どっちかというとナチュラルでした。アスキーの人たち、クリスマスに興味ないんだから……)。
「この話出しちゃうと個人が特定できちゃうから言えないわ」
と、青ざめた顔でつぶやいた人はいました。そういう話こそききたいんですけどね、出し惜しみってやだなぁ。
そういうナベコはクリスマスどうなの? と、返され、記憶の回路がゆらり。いや、私は毎年楽しくクリスマスを送ってきたはず。お酒も飲んでいたし、チキンも食べていたし、騒いで賑やかにやっていた。ひどい記憶なんてひとつも……、だっけ?
考えをめぐらせているうちに、そういうえば、と、ある日のホワイトクリスマスが浮かんできました。
ナベコは毎年飲み歩いていました
クリスマス。そうですね、クリスマスはというと、学生の頃はさんざん飲んでいました。
昼からわけわからなくなるまで飲んで、夕方からわけわからないままにお台場行って、記憶がないままプリクラをとって、ラーメン屋でハタと正気を取り戻す、とか。
女性としてどうなの、という話もありますが、友人と過ごせてとても楽しいクリスマスだったと思います。
……とある20代なかばのクリスマス頃は、わけあってガスが止まっていたので、凍えながら水でシャワーを浴び、そのまま酒を飲みに行って、身体を暖めるために熱燗をさんざん飲んでら、気が付いたら真っ白な空間にいました。
優しいお姉さんに「点滴しますか?」ときかれ。あ、天使……。
白いシーツに白いカーテン。文字通りホワイトクリスマスだったなと。ちょっと笑えないですね。あはは。
う~ん。そんなクリスマスのことはきかれないと忘れていました。人間の脳って、自分を幸せと錯覚させるためにうまい具合にできているんだな、と改めて感心しました! これはスゴイ発見です。
ホーム・アローンが好きだな
クリスマスの映画というと、『ホーム・アローン』が好きですね。くそ生意気なマコーレー・カルキンがクリスマスには里心がついて母親と涙の邂逅をする(こんなんだっけ)。
ぜんぜん個人的な話ですが、しばらく所在が不明になっていた兄(32歳)から今日ひさびさに連絡がきたので、やはりクリスマスは良いなと思いました。
みなさん良いクリスマスを!
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