では、「ストラーダ スマート」と「パドローネ スマート プラス(CC-SC100B)」のどこが異なるかというと、メーターへの表示項目が増えたほか、項目の入れ替えやレイアウトが変更できること。スマホのバッテリー残量が表示できるようになったほか、事前に目的地を設定することで方角による簡易ナビ機能も利用できます。方位磁石も表示されるので、ルート分岐の際に迷う可能性もグッと減ります。
表示項目の数やレイアウトを変更できるは非常に便利。筆者は大きく速度を表示させ、残りは心拍+ケイデンス+総走行距離+時刻という組み合わせで使うことが多いです。表示レイアウトは複数パターンを登録でき、“MODE”ボタンで表示を切り替えて使えます。
電池はCR2032×2個。サイクルコンピューターとしてはサイズが大きく、ステム(自転車のハンドル取り付け部分)装着用ブラケットは付属しますが、視認性を高めるためにオプションの「アウトフロントブラケット(OF-100)」を導入するのがオススメ。なおアウトフロントブラケットは31.8mmハンドルならそのまま装着できますが、筆者が使っている26mm径の場合は固定用ねじの長さがギリギリ足りないため、ホームセンターでM4×15mmのヘックスボルトを購入して交換しました。
表示項目が一気に増えたことで、非表示の項目を出す際にいちいち本体のスイッチを押して切り替えることがなくなりました。つまり、片手操作が減ったことで安全性もアップします。なお、スマホ側でルートや高度などの位置情報を記録するため、スマホのバッテリー消費は多め。記録間隔は1、3、5秒から選択できますが、最長の5秒でもバッテリーがヘタった筆者のiPhone 5sでは丸1日のサイクリングは保たない印象です。モバイルバッテリーは必須ですね。
Wahooなど他メーカーのBluetooth心拍計との併用も可能ですが、筆者は買い換えの際に純正の心拍計+センサーのセットを導入。「ストラーダ スマート」で使っていたセンサーユニットはそのまま流用し、2台目の自転車に追加のセンサーを装着しました。
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