約6mmでうっすいGalaxy A8は
ビジュアル重視派に適してるかも!?
KDDIの2015冬モデルに属する「Galaxy A8 SCV32」(サムスン電子製)は、5.7型の大型スマホ。すっかり5型以上のスマホが当たり前になり、5.7型であってもそんなに驚かなくなってしまっている。ハイスペックを求めないが、大きな画面であれこれと考える人にジャストなGalaxy A8を今回はチェックしていく。なお、すでに販売しているので、欲しいと思ったらすぐに買いに行ける。
薄いけど頑丈なボディー
解像度はフルHDで十分なスペック
Galaxy A8 SCV32を手にしてまず感じることは「やたらと薄い」だ。不安になるほど薄く、厚さ約6mmなのだが、ボディーはフルアルミニウム合金で、しっかりとした堅牢性を実現している。また、重量は約153gと5.7型にしては軽量の部類に入るほか、重心設計に注力しているのか、あまり重さを意識させない作りになっているのも特徴だ。
外観はGalaxy S6に近い。指紋認証センサーを内蔵するホームボタンとタッチ式のメニューキー、バックキーがある部分もこれまでのGalaxyシリーズと同様だ。そのほかレイアウトとしては目立つ部分はないのだが、外観でとくに目を引くのが約2.5mmのフレームだ。5.7型と思わせないためにフレームを削っており、幅77mmにまで絞った結果、体感的には5.2~5.5型を持っているかのようだった。
また、持ちやすくするために、背面末端部が丸みを帯びているほか、側面も指をひっかけやすい構造を採用。簡易的だがパームリジェクションもしているようで、誤タップが起きにくくし、正面はなるべく大画面をキープする作り込みが伺える。
ディスプレーは上記のとおり5.7型。有機ELで解像度は1080×1920ドット。フルHDオーバーがデフォルトになりつつあるが、386ppiとpixel密度も濃いため、絵の荒さが気になることはほとんどないだろう。
また、大型ディスプレーで気になるのが“輝度”だ。本端末は最大輝度550cd/㎡、最低輝度2cd/㎡まで調整可能になっており、太陽光下だけでなく、お布団内における動画視聴オペレーションにも適している。従来機の比較としては、たとえばGalaxy Note 3の最低輝度5cd/㎡で、3cd/㎡の差だが、ほぼ真っ暗な室内ではかなり差を感じるハズだ。
ひとつ贅沢をいえば、スピーカーの存在だ。自宅であればBluetoothスピーカーを用意もできることもあり、出先はヘッドフォン、家ではBluetoothスピーカーと、他のスマホと同じ運用に落ち着いてしまった。
au「Galaxy A8 SCV32」の主なスペック | |
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メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 5.7型有機EL |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約77×158×6.0mm |
重量 | 約153g |
CPU | Exynos5433 1.9GHz+1.3GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 2GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大128GB) |
OS | Android 5.1 |
最大通信速度 | 下り最大225Mbps |
キャリアアグリゲーション | ○ |
WiMAX 2+ | ○ |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
テザリング | ○(最大10台) |
国際ローミング | LTE/GSM/UMTS |
カメラ画素数 | リア:約1600万画素CMOS/イン:約500万画素 |
バッテリー容量 | 3050mAh |
FeliCa | ○ |
NFC | ○ |
ワンセグ | ○ |
フルセグ | ○ |
防水/防塵 | ×/× |
連続待受時間(LTE) | 約520時間 |
連続通話時間(LTE) | 約1370分 |
カラバリ | ホワイト、ゴールド、ブラック |
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