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auの「Galaxy A8 SCV32」はうすうすでバランス良しなスマホ

2015年12月26日 15時00分更新

約6mmでうっすいGalaxy A8は
ビジュアル重視派に適してるかも!?

 KDDIの2015冬モデルに属する「Galaxy A8 SCV32」(サムスン電子製)は、5.7型の大型スマホ。すっかり5型以上のスマホが当たり前になり、5.7型であってもそんなに驚かなくなってしまっている。ハイスペックを求めないが、大きな画面であれこれと考える人にジャストなGalaxy A8を今回はチェックしていく。なお、すでに販売しているので、欲しいと思ったらすぐに買いに行ける。

サムスン電子「Galaxy A8 SCV32」

薄いけど頑丈なボディー
解像度はフルHDで十分なスペック

 Galaxy A8 SCV32を手にしてまず感じることは「やたらと薄い」だ。不安になるほど薄く、厚さ約6mmなのだが、ボディーはフルアルミニウム合金で、しっかりとした堅牢性を実現している。また、重量は約153gと5.7型にしては軽量の部類に入るほか、重心設計に注力しているのか、あまり重さを意識させない作りになっているのも特徴だ。

 外観はGalaxy S6に近い。指紋認証センサーを内蔵するホームボタンとタッチ式のメニューキー、バックキーがある部分もこれまでのGalaxyシリーズと同様だ。そのほかレイアウトとしては目立つ部分はないのだが、外観でとくに目を引くのが約2.5mmのフレームだ。5.7型と思わせないためにフレームを削っており、幅77mmにまで絞った結果、体感的には5.2~5.5型を持っているかのようだった。

 また、持ちやすくするために、背面末端部が丸みを帯びているほか、側面も指をひっかけやすい構造を採用。簡易的だがパームリジェクションもしているようで、誤タップが起きにくくし、正面はなるべく大画面をキープする作り込みが伺える。

本体正面。横長の物理ホームボタンはすっかりトレードマークである

本体背面。左からスピーカー、アウトカメラ、LEDライト

本体上部。サブマイクがある

本体下部にはmicroUSB端子、マイク、ヘッドフォン端子

本体左側面。ボリュームボタンとmicroSDカードスロット、SIMカードスロットがある。デュアルSIMに見えるのは、グローバルモデルの名残だ

本体右側面には電源/スリープボタンのみ

 ディスプレーは上記のとおり5.7型。有機ELで解像度は1080×1920ドット。フルHDオーバーがデフォルトになりつつあるが、386ppiとpixel密度も濃いため、絵の荒さが気になることはほとんどないだろう。

 また、大型ディスプレーで気になるのが“輝度”だ。本端末は最大輝度550cd/㎡、最低輝度2cd/㎡まで調整可能になっており、太陽光下だけでなく、お布団内における動画視聴オペレーションにも適している。従来機の比較としては、たとえばGalaxy Note 3の最低輝度5cd/㎡で、3cd/㎡の差だが、ほぼ真っ暗な室内ではかなり差を感じるハズだ。

 ひとつ贅沢をいえば、スピーカーの存在だ。自宅であればBluetoothスピーカーを用意もできることもあり、出先はヘッドフォン、家ではBluetoothスピーカーと、他のスマホと同じ運用に落ち着いてしまった。

au「Galaxy A8 SCV32」の主なスペック
メーカー サムスン電子
ディスプレー 5.7型有機EL
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約77×158×6.0mm
重量 約153g
CPU Exynos5433 1.9GHz+1.3GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 2GB
内蔵ストレージ 32GB
外部メモリー microSDXC(最大128GB)
OS Android 5.1
最大通信速度 下り最大225Mbps
キャリアアグリゲーション
WiMAX 2+
VoLTE
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
テザリング ○(最大10台)
国際ローミング LTE/GSM/UMTS
カメラ画素数 リア:約1600万画素CMOS/イン:約500万画素
バッテリー容量 3050mAh
FeliCa
NFC
ワンセグ
フルセグ
防水/防塵 ×/×
連続待受時間(LTE) 約520時間
連続通話時間(LTE) 約1370分
カラバリ ホワイト、ゴールド、ブラック
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