週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

恐縮なのは重々承知でサインをいただけばよかったと後悔……

「アカギ」福本伸行先生ら近代麻雀の漫画家が麻雀アプリで対局っ…!

2015年12月09日 17時00分更新

左から竹内幸輔氏、福本伸行先生、西原理恵子先生、片山まさゆき先生、藤田晋氏、馬場裕一氏

 11月某日、AmebaFRESH!Studioに名作を生み出し続ける漫画家が集められた。
 福本伸行先生(アカギなど)、西原理恵子先生(まあじゃんほうろうきなど)、片山まさゆき先生(ノーマーク爆牌党など)の3名だ。
 なぜ、一堂に会することになったのか。それは、CygamesがiOS/Android向け麻雀アプリとして「近代麻雀オールスターズ 闘牌伝」を配信開始したためだ。

アカギにユキヒョウに竜たちが揃い踏みっ…!

 感謝っ…!圧倒的感謝っ…!
 そう、「近代麻雀オールスターズ 闘牌伝」はその名のとおり、近代麻雀に登場する作品から、登場人物たちがクロスオーバーし、夢の共演が楽しめるのだ。天の世界に青年時代のアカギが潜り込んで対局したり、アカギと兎や竜が対局するということも可能なのである。

 そんな中、筆者が本作でもっともおもしろいと思ったのはストーリー。もちろん対局中も楽しいのだが、特定のキャラクターを使用して対局に挑むと対局の前後に掛け合いがある。例えばアプリ中のアカギと鷲巣の対局は原作では完結していないが、アカギと鷲巣の決着後が語られたりするのだ。

あくまでもアプリ上の演出なので原作とは異なると思われる。

 さらに、筆者のもっとも好きな漫画が「天 天和通りの快男児」なのだが、青年時代のアカギがひろゆきや原田、天たちと対局すると、どこかこうグっとくるモノがある(アニメ化してくれたら嬉しいんだけどなぁ)。

筆者が初めて漫画を読んで泣いたのが「天 天和通りの快男児」なのだ

全自動卓に座ってなぜかアプリで対局を繰り広げる

モニター越しに会場で観戦したが、わりとシュール

 今回、福本伸行先生、西原理恵子先生、片山まさゆき先生のほかに、サイバーエージェント代表取締役社長である藤田晋氏の4人で「近代麻雀オールスターズ 闘牌伝」を使って対局を行なった。それぞれ、近代麻雀にて連載していた作品のキャラクターを自身のキャラクターに設定した(藤田晋氏は特別に自身をモチーフにしたキャラ)。

 藤田晋氏が勝利すると、イラスト入りサイン色紙を各先生に書いてもらい、闘牌伝公式ツイッターのキャンペーンツイートをリツイートして頂いた方に抽選でプレゼントされる。
 また、先生方がひとりでも藤田晋氏に勝利すると、闘牌伝アプリのオンライン戦に藤田晋氏がリアル参戦するというインセンティブが設けられた。

 対局にあたって、司会は声優の竹内幸輔氏、解説はプロ雀士である馬場裕一氏が担当。ちなみに、馬場裕一氏は片山まさゆき氏の作品にも登場している。今回の対局の模様は動画で収録されており、熱い闘牌をいつでも観ることができる。
 気になる対局の勝敗に関しては、動画を見て結果をご覧頂きたい。

狂気の沙汰ほど面白すぎる座談会

 さて、本対局の後、対局した福本伸行先生、西原理恵子先生、片山まさゆき先生、藤田晋氏と竹内幸輔氏、馬場裕一氏の6名で座談会が行なわれた。
 注目ドコロは福本伸行先生の「次にアカギに登場させる麻雀卓」や西原理恵子先生の「若い子たちはお金持ちが嫌い!」、「ゲームで持ち点をためて株をもらえたらうれしい」だったり、片山まさゆき先生の「八崎(ノーマーク爆牌党)は身近にいる生意気な人を寄せ集めたキャラ」などなど漫画のウラ話や「これ本当にしゃべっていいの?」的な内容まで良い意味で脱線を繰り返す座談会となっている。
 詳しくは下記に掲載している動画で確認してほしい。

こんな豪華な座談会を今後観ることができるのだろうか……

 先にも書いたが、「近代麻雀オールスターズ 闘牌伝」は近代麻雀ファンにはたまらないアプリとなっている。単純にキャラがそれぞれ登場するというワケではなく、作品の垣根を超えてストーリーが描かれるので見ているだけでも楽しめる。
 また、CPUとの対局だけでなく、全国のユーザーとの対局も可能なので通常の麻雀アプリと同様に遊ぶこともできるぞ。

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝
メーカー:Cygames
価格:無料(ゲーム内課金あり)
対応OS:iOS/Android

iOS版のダウンロードはこちら

Android版のダウンロードはこちら

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事