IaaS、PaaS無償提供でスタートアップを強力にサポートするIBM
ライトニングトーク最後の登壇者は、日本アイ・ビー・エム クラウド事業統括エコシステム・デベロップメントの狩野央道氏。
IBMでは、スタートアップ/ISV支援プログラムを実施しています。
実は、前述のモーニングピッチだけでなく、スタートアップウィークエンドなどさまざまなイベントに協賛しています。
イベント協賛のほか、同社のPaaSであるBluemixとIaaSであるSoftLayerを年間1万2000ドルぶんを無償提供するといった施策も実施中です。
直近のイベントとしては、「IBM BluemixのAPI ManagementでWeb APIを公開する」というハンズオンセミナーを11月19日、26日、12月3日に開催するそうです。
ライトニングトークのあとは、登壇者同士のパネルディスカッションとなりました。質疑応答の時間では、参加者からオープンAPIのリスク面を心配する声もありましたが、オープンといっても仕様がオープンになっているだけで、実際にこのAPIを使うのはライセンスを受けた開発者であること、アプリやサービス側が個人情報を取得するわけではないことなどが説明されました。自社の優れたシステムをオープンAPIとして提供することで、金融関連だけでなくさまざまな新サービスが生まれる可能性を感じました。
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