苦痛な事務処理をオープンAPIで解決するメリービズ
事例紹介のあとは、FinTech企業によるライトニングトークになりました。最初に登壇したのはメリービスでCEOを務める工藤博樹氏。
メリービズは、経費処理のアウトソージングサービスを提供している会社。レシートなどを封筒に入れてまとめて送ることで、スキャンして画像をデータ化後、レシートを返却してくれます。あとはメリービズ側がレシートに記載されている金額や品目を入力し、そのデータをユーザーが閲覧、ダウンロードできるという流れです。
月々のコストは2980円から。事務処理をアウトソージングすることで、本来の業務に割ける時間が増えるというわけです。データの入力は、スタッフ二人が同じデータを入力し、データの内容が合致していないとアップできないというダブルチェックのシステムになっています。
メリービズのサービスはあくまでも経理データの入力で、他社の会計サービスとの連携も可能です。
同社もAPIをオープンにすることを検討しており、このAPIを自社のシステムやアプリに組み込むことで、経理書類のスキャン画像を送付すれば会計データが返ってくるという機能を追加できるようになるとのこと。事務処理能力の低いワタクシなどは、ぜひとも使いたいシステムです。
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