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ツイキャスが待望の外部ツール配信に対応 これでゲーム実況もラクラクだ

2015年10月15日 18時40分更新

 モイはライブ配信サービス“ツイキャス”において、『Xsplit』など外部ツール配信に対応したと2015年10月14日に発表した。これで“ゲーム実況配信”が手軽に楽しめるようになった。ゲーム実況動画といえばYouTubeやniconicoでも近年、特に人気が高くなっているジャンル。ツイキャスもライブ配信とコミュニケーションのしやすさから相性が良いと、ゲーム実況分野の拡大に自信をみせる。

 国内最大手のライブ配信サービスとなったツイキャスでも、ゲーム実況配信の人気は高く、これまでもPCとテレビをつないで配信していたユーザーの配信で人気になっていたということから、ユーザー需要も大きく、実装が求められていたという。合わせてゲームに特化した新チャンネルと、ゲーム女子などのカテゴリーも10個追加した。

 利用はPCからツイキャスへログインし、専用のURLとアカウントを取得。それぞれの外部配信ツールへ接続する。ただ現在は一部のユーザーに限られており、今後は招待制で拡大していく予定だ。外部ツールで約500kbpsの配信ビットレートが利用可能となり、高画質配信も簡単になる。外部ツールを使った配信時でも通常の配信と同様にTwitterへの自動投稿やプッシュ通知は利用できる。

 気になるのが、権利部分だ。任天堂を始め複数のメーカーはニコニコ動画など動画配信サービスに、一部のゲームタイトルに対して配信の権利を許諾していることもあるが、全体としてグレーゾーンな部分も大きい。それに対して外部ツール配信機能実装の発表時点でツイキャスに伺ったところ、安心して使ってもらえるよう一部権利元とは話を進めていく段階としていた。

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