アーティストの活躍の幅を広げるART STANDのサービス
ART STANDのサービス概要の説明のあと、ART STANDのオフィシャルアーティストの1人でもあるアーティスト/クリエイターの三輪ノブヨシ氏と、アーティスト活動の傍ら米国MITで助教を務めるスプツニ子!氏を交えたトークセッションとなりました。
三輪氏は、「アーティストが作品を作るときは、どうしても自分のアトリエの大きさに合わせてしまう傾向がある。ART STANDのサービスを利用すれば、そういった制約から開放される」とコメント。ART STANDでは、最初の5作品までは大きさを問わずに1作品当たり一律980円の月額保管料なので、アーティスト側も気軽に預けることができるかもしれませんね。
スプツニ子!氏は、発表会時に展示されていたスパゲッティーの立体作品を例に挙げ「スパゲッティーの作品などはぜひレンタルしてみたい。こういうサービスがもう少し前にあれば自身の作品も預けられた」とのこと。ムーンウォークマシンとは、NASAの依頼で制作した月面ローバー試作機「ムーンウォークマシン、セレナの一歩」のこと。東京都現代美術館などでも展示されたこの作品、「展示が終わったあとはもちろん制作者が持ち帰るわけですが、自宅などには置き場所がなく映像に使用した部屋の美術セットの一部は泣く泣く破棄した」そうです。「ART STANDのサービスを利用すれば、そういったものの保管が可能になるかも」ともコメントしていました。
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