形状自体は変化なし、細かなデザイン面のみアップデート
筐体デザインだけでいえば、「iPhone 6s Plus」は、従来モデル「iPhone 6 Plus」のアップデート的な存在であるため、シールのデザインに大きな変更はない。サイズにしても以下のように変化は微々たるものだ。
- 「iPhone 6 Plus」:158.1×77.8×7.1mm
- 「iPhone 6s Plus」:158.2×77.9×7.3mm
平面でいくと、「iPhone 6s Plus」は0.1mm程度のサイズアップなので、「iPhone 6 Plus」用シールをバージョンアップするだけでいいわけだ。またシールの種類によっては、伸びる素材を利用している場合があり、同じサイズのままでも問題ないこともあるだろう。すでに市販されている「iPhone 6 Plus」用シールの流用も現実的だ。
シールを貼るというアクションは、今やお手軽な痛化方法のひとつになった。それもあって、筆者の場合はiPhone 5s時点から耐久性も考慮してシールを作成するようになっている。
実は、3Dプリンターで極薄ケースを生成して、そのケースにプリントすることも考えたのだが、「iPhone 6s Plus」は重量192gと「iPhone 6 Plus」よりも20g増しており、ケースと強化ガラスでさらに重量が重くなるのは回避したかったため、今回もシールにした。
また、iPhone 6シリーズからは、フルフラット構造の筐体デザインではなく末端部に丸みがあるため、端まできっちりとシールを貼るとすぐにはがれてしまう問題があった。そのため、「iPhone 6 Plus」時のシールは、手に持った場合の接触面積や、ポケットへの出し入れの際に触れやすい部分を回避する形にしている。そのおかげで1年間シールを貼り替える必要がなかったのだが、気になる部分もあったので、「iPhone 6s Plus」に合わせてバージョンアップを図っている。
シールのデザインベースとなる情報の入手先は、おなじみのディベロッパー向け「iPod、iPhone、iPad用ケースの設計」。PDF形式で3面図が配布されているので、これでベースとなる絵を入手して、型紙用のラインを起こす。
筐体の平面部分だけであれば広報用画像などからもラインを起こすことは可能だが、「iPhone 6s Plus」には丸みを帯び始める部分があるため、注意が必要だ。丸みの起点となる箇所や、アウトカメラとサブマイク、LEDライトが正しく機能するように確保するべき空間の情報を得るためにも必要不可欠なものだ。
「iPhone 6s Plus」(au版)Web予約と店舗予約
今回はiPhoneの入手先をApple Store銀座ではなく、au SHINJUKUにしてみた。2014年時のApple Store銀座は転売ヤー集団が異様に多く、とてもアレだったので回避した形だ。Apple側の予約システムはオンラインオンリーだったので、今年は平和だろうと考えたが、もうヤダなーと思ってしまったので、au SHINJUKUである。
auはWeb予約と店舗での予約を実施していた。このとき、Webと店舗の予約プライオリティは別々だろうと思って、au SHINJUKUに23番目に並んだのだが、結果としては9月25日時点で入荷のアナウンスはない。そこで広報に確認してみたところ「店舗の予約が必ずしも優先されるわけではない」との返事を得た。Webも含めて先着順に近い構造だと推測できる。23番目に並び、予約エントリーの終了は受付開始から1時間30分ほど経過した時点だったので、内部的な予約番号は相当遅いハズだ。来年は、Web予約でさっさと済ませよう。
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